mark 12/01/01
あけましておめでとうございます
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spacer あけましておめでとうございます。
はっとり小児科も9回目の新年を迎えることができました。本当にはやいものです。改めてお礼を申し上げます。
ことしは本当に穏やかな年になると良いですね。

昨年末はこれといった疾患の大流行はない代わりに、少しずつインフルエンザ、水ぼうそう、ウイルス性胃腸炎などが見られて結構忙しかったのですが、正月休みでリセットされ何がでてくるかはわかりません。が、気候も例年より早く冬型の気圧配置が目立つようで、本命はやはりインフルエンザでしょうか?なにしろインフルエンザがまるっきり流行らなかったシーズンはありません。予防法は毎年同様(手洗い等、人ごみは避ける、保温・加湿する、休養・栄養は十分になどなど)ですがご留意ください。
先月も書きましたが1月5日(木)より平常診療となります。なお1月9日(月・祭)は板橋区の休日当番日で診療です。午後3時からは小山先生の診療の予定です。また近隣のそよかぜ薬局さんは6時までやってくださるそうです。また1月18日(水)と25日(水)の外来が服部と志賀先生で交代となります。すなわち11日、18日が志賀先生となり、25日は服部となります。いろいろ複雑でご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。 



mark 11/12/10
12月になりました
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spacer 12月になりました。と同時にあたかもスイッチを秋から冬に入れ変えたように寒くなりました。それとともに病気歳時記も冬となったようで嘔吐下痢症が少しずつ見られてきました。インフルエンザも区内でちらほらと現れつつあるようですが、近隣ではまだ話は聞きません。マイコプラスマはまだ見られるようですが、ピークは越えたようにも思います。ただ今年のマイコプラスマ感染症は抗生物質が効きにくいものが多く治療に難渋するケースも多いようです。しかしマイコプラスマ感染症は基本的に全身状態は悪くないのが特徴で、マスコミ等で死に至る可能性があると大々的に喧伝するのはどうかなと思ってしまいます。もちろんそういう可能性もあるでしょうが、あたかも罹患した人すべてに命の危険性があるように思わせてしまう報道はやや扇情的のようにも思います。まあマイコプラスマに限った話ではなくこれがマスコミの本質なのかもしれません。

年末年始の体制です。
12月28日(水)まで平常診療
(午前のみです)

12月29日(木)板橋区休日当番

12月30日(金)〜1月4日(水)
年末年始休暇のため休診

1月5日(木)より平常診療
 

なお1月9日(月・祭)も板橋区の休日当番日で診療です。午後3時からは小山先生の診療の予定です。

また1月18日(水)と25日(水)の外来が服部と志賀先生で交代となります。すなわち11日、18日が志賀先生となり、25日は服部となります。
いろいろ複雑でご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。

すこし早めですが年末のごあいさつをいたします。今年もなんとか一年間無事に過ごすことができそうです。患者さんやご家族はじめはっとり小児科にかかわってくださった方すべてにあらためてお礼を申し上げます。来年こそ地球上も皆様も安穏な年だと良いですね。



mark 11/11/09
11月になりました
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spacer 当院でもインフルエンザワクチン接種がはじまり、例年のことですがマンパワーが不足がちになってしまい、いろいろ皆様にご迷惑をおかけしているかと思います。どうかお許しいただきたいと思います。
夕方の予防接種のご予約は最終17時でお受けしております。というのも厚生労働省の指示で接種後しばらく観察時間を置かなくてはなりません。そのため17時30分までには接種を終えたいと考えております。夕方遅くおいでいただいても接種できなくなる可能性があります。まだ診察時間内なのにとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、そのような事情ですので遅刻はなるべくせずにお越しください。
乳幼児の細菌性髄膜炎予防のためにヒブワクチンおよび小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)の接種が一部公費負担でおこなわれておりますが、板橋区の推定接種率は約30%くらいだそうです。一部公費負担といっても両方併せて1回1万円の負担は決して軽くはありません。実は日本の90%くらいの赤ちゃんは無料でこのワクチンが受けられるそうですし、そのような地区の接種率はだいぶ板橋区よりは高いようです。また板橋区より負担の多い地区はほとんどないようです。無料がすべて良いとは思いませんが、"わが党の力でワクチンの公費助成を達成うんぬん・・"なるポスターを区内で見ると"?"と思ってしまいます。今後板橋区内は他地区より細菌性髄膜炎が多数発生しましたなんて記事は目にしたくありませんね。
11月27日(日)板橋区の休日当番日で診療です。そよかぜ薬局さんはお休みだそうで、当番薬局さん等のご利用になります。



mark 11/10/01
10月になりました
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spacer "暑さ寒さも彼岸まで"とはよく言ったもので彼岸すぎからめっきり秋になりました。それに伴いいろいろな風邪がはやってきているようです。中でもマイコプラスマあるいはRSウイルスといったやや聞きなれない感染症がでているようです。どちらも咳が多く、マイコプラスマは年長児や成人、逆にRSウイルスは年少児が重症化しやすく時に入院を要することもあります。最も心配なのは小さく生まれたり心肺に問題のある赤ちゃんがRSウイルス感染症にかかることなのですが、彼らにはシナジスという予防の注射を受けておられることは心強いことです。もちろん咳エチケットや手洗い等の予防には気をつけていただきたいのですが、しかし多くの方軽症ですむ場合も多いので過度な心配は不要と思われます。いつも思うのですがマスコミに煽られすぎないことも大切でしょう。
今年度のインフルエンザワクチン接種法が決まりました。使用ワクチンは昨年と同じですがこどもの接種量と接種間隔が変更になりました。またこどもの公費の一部負担がなくなりました。接種回数は6か月〜12歳が2回(2〜4週間隔)、13歳以上は原則1回です。接種量は6か月〜2歳は0.25ml、3歳以上0.5ml(いずれも1回あたり)です。年齢によっては昨年までの2倍以上になります。先月も書きましたが昨年までの量は日本独自のもので、変更によってむしろ世界の標準になりました。インフルエンザワクチンは、他のワクチンに比べその効果が弱いことが指摘されていましたが、これにより効果の上昇が期待されます。また量を増やしたことによる副作用の増加は認められなかったそうです。
注射費用は1回目3,000円、2回目2,000円、ただし他院で1回目を受けた方は3,000円です。なるべくおつりのない様におねがいします。用紙は当院に用意してあります。可能ならあらかじめ用紙を取りにいらしてください。受付開始は10月5日(水) 電話あるいは直接お受けしますがお待ちいただく場合があります。2回接種の方は2回分まとめてお受けします。接種開始は11月1日(火)といたします。
震災の関係で供給量はやや少なめとのことですが、マスコミがインフルエンザ騒ぎを全くしていないので一昨年のようなことはないものと思います。
10月10日(月・祭)は板橋区の休日当番日で診療です。そよかぜ薬局さんはお休みだそうで、当番薬局さん等のご利用になります。



mark 11/09/15
インフルエンザ予防接種について
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spacer 更新をさぼっているうちに9月中旬になってしまいました。昼間はまだまだ残暑真っ盛りですが朝夕は秋めいてきました。それに伴いこの夏大流行だった手足口病に代表される夏風邪は減少する一方、咳や鼻汁を伴うふつうの風邪が増えつつあるようです。
そろそろインフルエンザワクチンの予約受付が近づいてきました。今年のインフルエンザワクチンには変更点が2つあります。ワクチン自体は昨年と変化はないのですが、昨年までは新型とされていたウイルスはもはや新型ではなくなり季節性の扱いになりました。これに伴い公費の一部負担はなくなりました。(65歳以上の方はあります)また小児の接種量が増え、年齢によっては昨年までの2倍以上になります。実は昨年までの量は日本独自のもので、あまり根拠はなく変更によってむしろ世界の標準になったということです。今までもインフルエンザワクチンは、他のワクチンに比べその効果が弱いことが指摘されていましたが、これにより効果の上昇が期待されます。また量を増やしたことにより副作用の増加は認められなかったそうです。
震災により一部メーカーのワクチン供給量が減り入荷量が不明なことと、上記の理由により必要なワクチン量が2倍ほどにふえたたため、今年度の詳細(予約開始時期および接種費用など)がまだ決定できません。公費負担の打ち切りと接種量の増加により若干の負担増になるかと思われます。決まり次第あらためて院内掲示およびこの欄でお知らせいたします。
つい最近インフルエンザの話をしたと思っていたのに、一年の巡りは本当にはやいものですね。



mark 11/08/01
8月にはいりました。
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spacer 暑さもやや小康状態になったまま8月になりました。今年は節電騒ぎも加わっているのでより大変ですが、昨夏ほどの猛暑でないことを期待するところです。
日本脳炎ワクチンについて訂正です。先月の項に平成6年6月1日以降に生まれたと書きましたが平成7年6月1日以降の間違いです。申しわけありません。つまり現在高1世代の方ですね。
もう一つお知らせがあります。8月から第2、第4水曜日の午前は服部に代わって志賀先生の外来になります。志賀先生はこの数年木曜の午後外来をやっていただいていたのでご存じの方も多いかと思います。よろしくおねがいいたします。8月10日(水)からということになります。
8月21日(日)は休日当番日です。午後3時からは小山先生の担当になります。そよかぜ薬局さんはお休みなので、近隣の薬局さんのご利用となります。同じことの繰り返しですが、当番薬局さんは夕方までのところもあるため、早めの受診をお勧めいたします。
夏休みは翌8月22日(月)〜8月30日(火)まで学会出張も兼ねてお休みをいただき31日(水)より平常の診療とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくおねがいいたします。



mark 11/07/07
7月にはいりました。
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spacer 7月にはいり梅雨はつづいておりますが、だいぶ暑くなってきました。それに伴っていわゆる夏カゼと思われる急に高熱を発する方が増えてきました。この時期ただでさえ脱水になりやすいので熱のある方や、食欲のない方は特に水分と電解質の補給にお気をつけください。スイカに梅干しなんてちょっとオツでお勧めかもしれません。
日本脳炎ワクチンについて平成6年6月1日以降にうまれた方は20歳までいつでも接種できるようになりましたが、区からのお知らせのはがきは8月末になるそうですので、流行地に旅行する等お急ぎの方は取りにいらしてください。またMRワクチンの4期は高3世代の方が対象でしたが、高2の方でも可能となりました。
最近ポリオワクチンについてのお問い合わせを受けます。ポリオワクチンには2種類あり口からのむ生ワクチン(以下OPVとします)注射でする不活化ワクチン(以下IPVとします)があります。いろいろなサイト等で解説されているので簡単に述べます。日本では現在OPVが導入されていますが、数百万回に1回ほどワクチンウイルスが体内で強毒化し麻痺を起こしてしまう可能性があります。
また強毒化したウイルスも便から排泄されるために免疫のない人に感染させてしまう可能性もわずかにあります。IPVはその危険はないためわが国でも来年度には導入されるという動きはありますが、確定ではないようです。
現段階では3つの選択肢がありますがそれぞれにわずかながらのリスクはあります。
@従来のOPVを接種する:上記のように数百万分の1に麻痺がおこります、また免疫のない方に感染する可能性があります。

A個人輸入のIPVを接種する:万一予期せぬ副反応が起きた場合に国からの補償は受けられません。

Bどちらも接種せずにおく:万一ポリオが日本に入った場合や、上記の生ワクチンを接種した方からの感染の可能性が残ります。

実際昨年タジギスタンという国で(この国ではワクチン接種を中止していたそうです)隣国のパキスタンとアフガニスタンからポリオが入り流行したそうです。
この3つのうちのどれかは親御さんに選択していただくしかないのですが、どれを選択しても現段階ではリスクはきわめて低いといえると思います。
現在の日本ではIPVの導入が望ましいと考えますが(実際にほとんどの先進国はIPVです)、かつて大流行していた日本において国交のなかった国から緊急にOPVを輸入し世界に先駆けてポリオを絶滅した歴史はすばらしいことと思います。先人のご判断とご努力には敬意を表します。OPVは非常に安価で医療関係者でなくても投与しうるというメリットがあるわけですから、流行しているアジアやアフリカの諸国のお子さんにはその存在価値はいまだ大きいと考えます。

夏休みの予定です。
8月21日(日)は休日当番日です。
8月22日(月)〜8月30日(火)まで学会出張も兼ねてお休みをいただき、
31日(水)より平常の診療
とさせていただきます。



mark 11/06/01
6月にはいりました。
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spacer 関東地方も例年より早く5月末から梅雨入りとのことです。毎年梅雨入りすると、早く明けてほしいと思うのですが、といって暑い夏もごめん蒙りたいですね。今年は特に節電騒ぎがありそうなのでなおさらです。まあわがままな感想と言えばその通りですが。
日本脳炎およびMRワクチンについてまた制度の変更があります。日本脳炎は今までうてなかった7歳半から8歳の方および13歳以上の方にも接種できるようになったようです。またMRワクチンは今まで高3世代だった4期が高2からうてるようになるようです。区および医師会から正式なお達しをいただいてからまた詳しく述べさせていただきます。
6月より木曜午後は志賀先生に代わって小山隆之先生(帝京大小児科)の診療となりますのでよろしくお願いいたします。小山先生は帝京で病棟医長をされ、アレルギー外来も担当されている若手のホープです。診療に関しては全く問題はないと考えられますが、当院の電子カルテにはおそらく不慣れなので当面はいろいろそちらでご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いいたします。といってもデジタル音痴の我々の世代と違いすぐ慣れていただけると思います。
また6月19日(日)は板橋区の休日当番日です。午後3時からは志賀先生の診療となります。



mark 11/05/11
ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン再開
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spacer 5月になりゴールデンウイークもあっという間に過ぎてしまいました。さすがにインフルエンザは見られなくなりましたが、代わりあいましてという感じで、みずぼうそう、おたふくかぜ、溶連菌感染症、りんご病等が少しずつでてきているようです。その中で気になるのは板橋区内にも麻疹(はしか)の患者さんが発生というニュースです。はしかはこどものはやり病いの中で最も重く、特効薬もありません。しかし予防注射によりほぼ予防することができます。1歳になった方はただちに(厳密には誕生日の1日前から可能です)はしか・風疹混合ワクチンを受ける事を強くお勧めいたします。併せて年長さん、中1、高3の方も2回目の接種を受けてください。それ以外の方は自費になりますがご相談ください。
また食中毒の話題も巷間をにぎわせています。腸管出血性大腸菌による食中毒は嘔吐、下痢にとどまらず命にかかわることもあるので大変深刻です。これらの菌は牛の腸に住んでおり牛にとっては無害な菌ですが、われわれにとっては時に猛毒になります。肉は基本的には無菌なのですが表面には付着している可能性はあります。そこで表面だけ十分に加熱すれば危険のないことになります。ですからレアのステーキは大丈夫ということになりますが、ハンバーグのようなひき肉は内部まで完全に熱を通す必要があるので要注意です。私は料理はほとんどできませんが、ハンバーグが中まで火が通っているかを見るのは難しいですね。もしこども料理教室などでハンバーグ料理をするときは煮込みハンバーグがお勧めです。またハンバーグをこねた手や調理器具は汚染されていると考えて、手洗いや消毒を十分に心がけてください。まちがってもハンバーグをこねた手でそのまま野菜サラダを作らないでください。なんせ1つの大腸菌は20分で2つに分裂します。大腸菌がたった1個ついただけで、2時間あまりで人への感染が成立する100個になります。単純計算ですが10時間で約10億になります。保存も大切ですね。でも冷凍庫に入れても細菌は増えないだけで死滅するわけではありません。それにしても昔はこどもはなま肉なんか絶対に食べさせてもらえなかったんですが、時代も変わりました。



mark 11/04/02
ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン再開
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spacer 4月になりました。例年になく桜が遅いような気がします。でも小学校の入学式にはちょうど好いタイミングなのでしょうか。
このたびの大震災には本当に言葉を失いました。地震の時は当院も結構な揺れでした。健診と予防接種の時間帯でしたが、ちょうどヒブ、プレベナーが一時中止で来院中の方が少なかった事はさいわいでした。今後ひとりひとりがしっかりと行動し、日本中が落ち着きを取り戻し、被災地が着実に復興してくださることを強く望みます。
さてそのヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が4月1日より再開になりました。厚生労働省の調査により、ワクチンの安全性に懸念はないとのことです。ただし板橋区の一部公費負担をご希望の方は予診票は板橋区から配布されたものに限られます。平成23年(2011年)1月以降生まれの方は区から順次郵送されるそうです。その他の方(平成22年以前生まれで4歳以下の方)はご面倒ですが保健センターに直接とりに行ってくださいとのことです。



mark 11/03/10
9年目を迎えました
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spacer 3月になり当院も9年目を迎えさせていただきました。多くの方々に感謝申しあげます。開院当時に生まれた方が小学校3年生になると考えるとそら恐ろしいような気がいたします。これからもマンネリに陥らぬよう少しで進歩できるように地道にやりたいと思います。
インフルエンザはだいぶ下火になりましたが、まだB型がすこし見られます。これは一昨年に酷似しているパターンですが、2つ目の山はやや大きくかつ越したとはいえません。寒さも続くようですしまだまだ油断は出来ません。

報道等でご存知の方も多いかと思いますが、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は一時中止になりました。ワクチン接種後に死亡された方の報告があり、厚生労働省からの通達で、死亡原因を調査中のため念のため一時中止とのことです。
お亡くなりになった方とご家族には心より哀悼の念を表します。
原因の如何にかかわらず、自分の子供を突然失う悲しみは想像するだけでも恐ろしいことです。
ただ一方乳児突然死症候群(SIDS)という現代の医学では解明しきれていない病態があることも事実です。これらのワクチンはちょうどそのSIDSがおこりやすい世代が対象であり、また最もおこりやすい季節であったとも推測されます。症例毎の冷静かつ科学的な検討をしていただく必要があると思います。しかしこういった場合はっきりと因果関係が肯定あるいは否定される事は難しいことが多いかと思います。長期かつ多数に亘る疫学という統計学的な検証が必要になるのでしょう。
因果関係が否定できない場合には補償などの面では寛大な判断が望ましいと考えます。またワクチン中止という判断をする場合にもかなり慎重になるべきと思います。中止する場合にはこれらのワクチンで救命されるであろう年間数十名の赤ちゃんのことも考えられるべきでしょう。"念のために"中止すると、乳児期のあらゆるワクチン接種は不可能になるかもしれません。
以前にこれらのワクチンを接種し今なんでもない方はなんの心配もないと思われます。早期に安全性が確認され再開されることが望まれます。以前にも書きましたが、効果100%かつ副反応0%という理想のワクチンはないでしょう。多数の健康な赤ちゃんに接種をするワクチンの問題はいろいろ難しいですね。



mark 11/02/02
2月になりました
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spacer 2月になりました。
1月下旬より急にインフルエンザが増えてきました。大半がいわゆる新型と考えられますが、時期は昨年とは大きく異なり一昨年までと同様なパターンのようです。さいわい比較的軽症の方も多く、坑インフルエンザ薬の効果も高いようですが、油断は禁物です。また鳥インフルエンザも猛威を振るっているようです。鳥インフルエンザの方はすぐに多くのヒトの健康被害が出るわけではないでしょうが、インフルエンザウイルスは変異をしやすいので気になるところです。毎年この時期お決まりのインフルエンザ騒ぎですが、インフルエンザは大陸からの渡り鳥由来との説が強いそうです。
私の子供の頃の話ですが、1月7日に七草粥を作る際祖母が"唐土(とうど)の鳥が日本の土地に渡らぬ先に七日七草、七草ナズナ・・・"などと歌いながら、その年の無病息災を念じていたような記憶があります。旧暦の七草の頃はまさにインフルエンザの最盛期ですが、古来の日本人は唐土(=中国)から渡る鳥が疫病を運んでくることを知っていたのでしょうか?古来からの日本の文化ってたいしたものですね。
2月1日より細菌性髄膜炎予防ための予防接種(ヒブおよびプレベナー)が一部公費負担となりました。 ヒブ4400円、プレベナー5600円(いずれも1回あたり)です。対象は板橋区在住の2か月〜5歳未満(5歳の誕生日の前々日まで)の方だそうです。しかしこの前々日という設定は普通の人の感覚にはあいませんね。対象外の方の料金は従来どおりヒブ7000円、プレベナー9000円(いずれも1回あたり)です。
2月11日(金・祭)は板橋区の休日当番日で診療ですが、午後3時からは志賀先生の予定です。そよかぜ薬局さんはお休みだそうで、当番薬局さん等のご利用になります。



mark 11/01/01
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
はっとり小児科も8回目の新年のごあいさつをすることになりました。本当に速いものです。昨年はおかげさまで突然休診をしなければならない事態もなく、大過なく過ごさせていただきました。改めてお礼を申し上げます。
昨年12月は例年にも増して種々の疾患が流行し、インフルエンザワクチン接種も重なりかなり忙しく感じました。いろいろご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
年末年始のお休みでいろいろな病気もいったん静かになるものと予想されますが、こんどはインフルエンザの出番となることが危惧されます。いわゆる新型か旧来の香港型がメインになるかはわかりませんが、インフルエンザがまるっきり流行しなかったシーズンはありませんので、一定の覚悟は必要でしょう。まあ例年通りの対策で恐れすぎず、侮らずでやっていきましょう。インフルエンザワクチンがほとんどなくなった分ワクチン接種の予約枠に余裕が出てくるものと思います。ヒブワクチンもほぼ他のワクチンと同様に受けられるようになりました。

年始は1月5日(水)より通常診療です。(5日は午前のみです)



mark 10/12/09
12月になりました
今年も師走を迎え落ち葉が目立つ季節になりました。11月は例年より過ごしやすい日が多かったように思います。インフルエンザは少しずつでてきているようですが、このあたりではまだ流行には至っていないようです。そのためか他の感染症が百花繚乱といった感じで、ゼコゼコする風邪(RSウイルスが代表です)、おなかの風邪(ノロウイルスが代表です)、おたふく風邪、水ぼうそう、溶連菌感染症、プール熱、原因不明の熱がつづく風邪そのほかいろいろです。場所によって流行している病気が分かれているため、通っている学校、幼稚園 保育園名をお聞きすることである程度の診断が可能なときもあります。これは広い地域から患者さんが集まる大病院の医師では経験できません。街医者の醍醐味ですね。
年末年始は以下のごとく臨時診療体制をとらせていただきます。
12月28日(火)までは平常診療
12月29日(水) 板橋区休日当番
12月30日(木)〜1月4日(火) 年末年始休暇のため休診
1月5日(水)より平常診療 (1月5日は12:45までです)

ご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。
すこしはやめですが年末のごあいさつをいたします。今年もなんとか一年間無事に過ごすことができそうです。患者さんやご家族はじめはっとり小児科にかかわってくださった方すべてにあらためてお礼を申し上げます。来年はいっそう地球上も皆様も安穏な年だと良いですね。



mark 10/11/10
11月になりました
11月になりました。10月は本当に気温の変動が激しく一気に冬になってしまった印象がありましたが、このところは小春日和といった日も多く、東京の紅葉でもなかなかだと思えるときもあります。いずれにしても各種風邪の本格的シーズン到来といったところなので皆様要注意です。
しかし今のところインフルエンザはほとんど散発的にしか見られていないようですし、嘔吐、下痢のウイルス性胃腸炎も例年ほどではない様です。ただしやや時期はずれの咽頭結膜熱(プール熱)や手足口病が見られているところもあります。この1年は本当に小児科の感染症歳時記がすっかり狂っているので、世情同様に先行きがきわめて不透明ですが
●こまめに手洗いをする。
●休養、栄養を摂る。
●人ごみはなるべく避ける。

といった感染症予防の王道は常に有効な事は間違いないでしょう。
インフルエンザワクチンの接種も始まり、時に混雑するあるいは予防接種の予約が入りにくい等いろいろご迷惑をおかけいたしております。ヒブワクチン(アクトヒブ)も手にはいりやすくなりましたが、今までご予約をいただいた方を優先で接種させていただいているため、渋滞の完全解消まではもう少しご猶予をください。
今月から新しい職員の方が入りました。ちょうど小児科が忙しくなる時期に重なってしまい、時折混乱することもあろうかと思いますが、こちらも慣れるまで少しお時間をいただけたらと思います。

今月の小児外科は上井先生のご都合により11月19日(金)に行います。
12月は休診です。来年からは平常通りの予定です。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い申し上げます。
やや先の話ですが12月5日(日)は休日当番です。



mark 10/10/01
10月になりました
猛暑一転秋となりました。体調も狂いがちで要注意ですね。
遅くなりましたが今年度のインフルエンザワクチン接種法が決まりました。使用するワクチンはいわゆる新型とA香港型とB型の3種類の混合(早い話が昨年の新型と季節性をまぜたものとお考えください)です。接種回数は例年と同じで6か月から12歳の方は2回、13歳以上の方は1回です。6か月未満の赤ちゃんは対象になりません。注射費用は統一価格(1回目3600円、2回目2550円)です。6か月から12歳までの方は一部公費負担で1回1500円です。
1歳から12歳までの方は用紙が板橋区から送られてきますが、6か月から1歳未満の方は保健センターにとりに行かれてください(母子手帳と健康保険証持参)。なお近々13歳になる方は早めに用紙をとりに行ったほうがよいかもしれません。13歳以上の方の用紙は当院に用意してあります。この世代の方は実質値上げになってしまうのが心苦しいのですが、お上のお達しで逆らう事はできませんのでご了承ください。
なお用紙には新型インフルエンザワクチンと記載され誤解されやすいのですが、上記のごとく季節性も入っております。北区や練馬区などの他区の方も当院で受けていただけますが、ご自分の区から配布される用紙をお持ちください。(区によっては送付されずとりに行く必要のある場合もあるそうです)。公費負担の方は用紙を必ずご持参ください。毎度のことですが複雑でややこしいですね。
受付開始は10月9日(土)で、接種開始は11月1日(月)です。電話あるいは直接来院していただいてお受けしますが、開始早々は混雑のためすこしお待ちいただく場合があることをおお含みください。また2回接種の方は2回分の予約をまとめてお取りいたします。ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。
日本脳炎ワクチンについても新たな通達が出ました。7歳半を超えた未接種の子はどうなるんだという話は前からもありましたが、9歳から12歳の方(第2期といいます)で今まで3回うっていない方はこの間に受けられることになりました。回数は以前に接種したものも数えて全部で3回となります。また7歳半までに3回うった方は2期として1回受けていただくことになります。これまたややこしい話ですね。
日本脳炎は蚊に刺されなければかからないため冬にはまず発症しないので、他のワクチンを優先し年明けにしても良いと思います。ただし年齢制限である13歳間近な方と、東南アジアなどの流行地域に行く方は例外です。
アクトヒブ(ヒブワクチン)も今月から流通がよくなるそうですので今までのようなご迷惑はおかけしないようになるかと思います。
話は変わりますが、、お子さんの自転車よりの転落等の相談をよく受けます。いわゆるママチャリで死亡事故の報告もあります。“生まれてから利用した乗り物は飛行機、船、列車、自動車、自転車だが、このうち乗っててけがをしたのは自転車だけだ”という方は実は多いのではないのでしょうか。考えようによっては最も危険な乗り物かもしれません。みなさまお子さんを乗せたときはとくにご注意を。
10月11日(月・祭)は板橋区の休日当番日で診療ですが、午後3時からは志賀先生の予定です。



mark 10/08/24
お盆も明けました
更新をさぼっていたら8月も下旬になってしまいました。この時期は小児科が最も暇になる季節ですが、昨年の今ごろは新型インフルエンザ騒ぎで右往左往していたことを思い出します。もう1年以上経過したのに新型でもないのでしょうが、ブタインフルエンザと言えばとんかつ屋さんや養豚業者の方が嫌がるでしょうし、メキシコあるいは北米インフルエンザなどとするときっと現地の方が拒否なさるのでしょう。とはいってA/H1N1(2009)あるいはA/H1N1pdm なんという名前では一般的ではないので名前をつける方も困っているのでしょうか。
8月11日にWHOはこのインフルエンザのパンデミックは終息したと発表しました。大変結構なことですが病気がなくなったと言うわけではなく、現に今でも局地的に発生し死亡者も出ているので、これから秋から冬にかけてもちろん日本でも警戒が必要です。
しかし公共機関等にいまだに新型インフルエンザが流行していますなどのやや古びた張り紙あるのにも疑問を感じます。警戒警報はずっと出しっぱなしだと効果は薄くなってしまうように思います。
今年度のインフルエンザワクチンにはこのいわゆる新型もはいります。供給量も十分だそうなのでマスコミで変に騒がない限り不足騒ぎはなさそうです。当院でのスケジュールは未定ですが改めてご案内いたします。
中学1年生を対象にMR(はしか・風疹混合)ワクチンが実施されています。これは保護者があらかじめ所定の用紙にサインをしていただけば本人のみが来院されても実施できます。しかしほぼ同世代に実施するDT(ジフテリア・破傷風混合)ワクチンには適応されず必ず保護者の同伴が必要です。これに限らず未成年者対象のワクチンはすべて同様です。ではなぜMRに限ってOKなのかはおそらくちゃんとした理由はなさそうですが、すこしでも接種率を上げるためと解釈しておきましょう。実際東京都の接種率は全国でもワーストに近く、中で板橋区も決して良いほうではないようです。
前にも書きましたが、

8月27日(金)〜31日(火):休診

9月10日(金)午後:
志賀先生の代診

9月11日(土):休診

9月20日(月祝):診療
板橋区休日当番日のため(午後3時からは志賀先生の予定)

9月30日(木)午後:志賀先生出張の為に服部が診察

とやや不規則な体制になります。ご迷惑さまですがよろしくお願いいたします。



mark 10/07/17
夏季臨時診療案内
梅雨明けも近く幼稚園や小学校もそろそろ夏休みになるようです。
以下のように夏季の臨時診療体制をとらせていただきます。

8月15日(日)
板橋区休日診療当番日

8月16日(月)〜8月18日(水)
夏季休暇のため休診

8月27日(金)〜8月31日(火)
学会出張のため休診

9月11日(土)
学会出張のため休診

9月20日(月)
板橋区休日診療当番日

尚、9月10日(金)午後志賀先生の代診になります。

いろいろとご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。また板橋区休日診療当番日には最寄りのそよかぜ薬局さんはお休みですので別の薬局さんのご利用となります。



mark 10/07/07
梅雨の盛りです
あいかわらずいろいろな病気が少しずつはやっているという感じで、例年とはかなり異なる様相です。中で気になるのはここ2ヶ月ほどで急激に百日咳が増えていることです。
百日咳の発生状況をご参照ください。患者さんの大半は10歳台から成人の方です。これはDPT三種混合ワクチンの有効性を示す一方で、その有効性が成人までは持続しにくいことも示していると思います。成人は、乳幼児のような典型的な症状が現れないため診断が難しく、知らず知らず家庭内で感染源になることが問題となります。最大の被害者は3種混合を受けていない赤ちゃんです。百日咳はお母さんからの免疫は無効なため、赤ちゃんでもかかってしまいます。小さいほど重症化しやすく亡くなる場合も珍しくありません。小児科医は皆赤ちゃんの百日咳ではいやな思いをしていま。
DPT三種混合ワクチンは生後3か月でうつ事ができこれでほぼ予防できるのですから、3か月を過ぎたらすぐうってほしいのですが、板橋区では4か月の健診時に予診票(黄色い紙)を受け取りその際にBCGも受けるため、開始が5か月以降になってしまう方がほとんどです。区に改善をお願いしたいのですが、現状ではご面倒でも予診票を個別に健康福祉センターに取りに行っていただき、(BCGより早く)3種混合の早めの開始をすることをお勧めいたします。
また百日咳と診断された方の周囲にワクチン未接種の赤ちゃんがいる場合は抗生物質による予防が可能な場合がありますので是非医療機関にご相談ください。百日咳は百日咳菌という細菌で発症するために抗生物質は有効です。しかし一旦発症してしまうと菌が出す毒素によって症状が現れるため、抗生物質で細菌は殺しても病状は改善しませんのでより予防することが大切です。また将来的には小学校高学年あたりで現在行われている2種混合ワクチンに代えて3種混合接種を早急に検討すべきかと思います。(諸外国では行われているところもあります)
暑くなって虫刺されが増えてきました。大半は蚊と思われます。私の幼少のころからみるといろいろな動物が減ってきており、メダカが絶滅危惧種と伺ったときには本当に驚きでしたが、蚊と烏とゴキブリは例外のようです。蚊に刺されると日本脳炎はともかくこの時期とびひへの移行が危惧されるのでこれも予防することが一番かと思います。子供服は四肢丸出しのものが多いように思うのですが、夕方などに公園など戸外に出るときは少々の暑さは我慢しても四肢を覆う服のほうが良いのではないでしょうか。風通しがよく蚊が嫌うような材質の子供服を考案していただきたいと思います。昔の蚊帳(死語に近いのでしょうか?)のような材質で服はできないものでしょうかね。



mark 10/06/08
6月になりました
梅雨への入口といった感じです。あいかわらず手足口病、胃腸炎、水ぼうそう、おたふく風邪、溶連菌感染症などの小流行は持続しているところに突然の高熱といった夏かぜタイプの病気も見られるようになりました。例年より多彩な外来です。例年と比べるといっても昨年の今頃はそろそろ新型インフルエンザ騒ぎが始まったまるっきり様相の違う初夏でしたが、えらく昔のようにも感じます。
新しい日本脳炎および肺炎球菌ワクチン接種が加わったためか、予防接種の枠が混雑しご迷惑をおかけしているかと思います。期限に余裕のある追加接種等緊急性のあまりない接種に関しては一呼吸おいてお出でいただいたほうが良いかもしれません。
また水ぼうそうなどで患者さんに接触してから緊急の接種を希望される方もいらっしゃいます。いわゆる“あとうち”が効果的な場合もありますが、完全とはいいがたくせっかくの接種がまるっきり無駄になることもあり、何でも流行する前に接種しておくのが原則かと思います。病気に限らず回りが騒ぎ出すととあせる気持ちになるのは私もそうですが、災害対策などと同様で早目のご準備が最良と思います。梅雨時はどうしても湿っぽくなりやすいのですが、せめて爽やかな心持で日々を過ごしたいものです。



mark 10/05/12
5月になりました
あっというまにゴールデンウィークも過ぎてしまいました。4月中はずっと早春といった感じの肌寒い気候でしたがいきなり初夏に突入といった感じです。季節性インフルエンザがほとんど見られなかったうえに、不順な気候の影響もあり、やや季節外れの手足口病の流行など小児科歳時記がすっかり様変わりしてしまった感じがします。そのためか患者さんの数の変動が例年より激しく、時には“1時間待ちの1分診療”なんということになりまことに申し訳なく思ってしまいます。休みの前後をお避けいただいて、特に天候の悪いときなどでしたら逆に“1分待ちの1時間診療”も可能な場合もありますので可能な方は“時差受診”をよろしくお願いいたします。
日本脳炎ワクチン接種が実質的に再開となり板橋区は3歳の方には紫色の予診票を郵送するそうです。しかし4歳以上の方には当面郵送はされて来ないということになりますので、その方たちはご面倒ですが健康福祉センター等でお受け取りください。以前にも書きましたが7歳半が期限ですので6歳半を過ぎた方はお急ぎください。



mark 10/04/06
新年度を迎えて
新年度を迎え、桜も満開になりましたが、ことしはとくに天候が不順のように感じます。新入園、入学あるいは引越し等で環境も変化する頃なのでみなさん体調管理に気をつけましょう。
今年は2月、3月にほとんどインフルエンザをみないというきわめて異例のシーズンでした。新型インフルエンザも沈静化し、季節性インフルエンザはほぼ皆無だったようです。このまま新型が季節性となるのかわかりませんが、この新型ウイルスは必ずしも寒い時期に流行しやすいというわけではなさそうなので、慎重に経過を見る必要はあると思います。よく言われることですが、騒ぐときはわっと騒いで喉もと過ぎるとなんとやらはわが国の気質なのかもしれませんがやや問題があるようにも思います。
4月は例年同じ話になりますが、新中1および新高3年世代の方ははしか・風しん混合ワクチン(MRワクチン)ができるようになります。数年前のはしか騒ぎの頃に比べ皆さんの関心は低いようですが、2回目をうつことにより免疫が強化され、一生持続することが期待されます。はしかは春先に流行りやすいこともあり、忘れないうちの接種を強くお勧めいたします。もちろん1歳になった方は最優先に受けることをお勧めいたします。
桜は華やかではありますが、花の咲く頃はいろいろな別れも多く寂しさを感じるころでもありますね。



mark 10/03/08
前回のお話の追加と訂正
前回の予防接種のお話で若干の追加と訂正がありますのでお知らせいたします。
日本脳炎ワクチンですがいままで旧来のワクチンをうった方への追加は板橋区医師会病院での接種のみでしたが、新型ワクチンによる追加が認められ当院でもできるようになりました。当面7歳半までの接種は同様なので6歳を過ぎる方は特に早めの接種をお勧めいたします。
肺炎球菌ワクチン(プレベナー)ですが接種年嶺を9歳未満と書きましたが、9歳以下(=10歳未満)の誤りでした。お詫びと訂正をいたします。
よろしくおねがいいたします。



mark 10/03/01
3月になりました。
3月になりました。おかげさまで8年目を迎えることができました。この1年間は私の入院、新型インフルエンザの流行という予期せざる出来事があり皆様方にもご迷惑をおかけいたしました。私自身としては、慣れ過ぎを反省し7年前のフレッシュな気持ちを思い出して行こうと思っております。今後もよろしくお願いいたします。
今月はワクチンの話題が多いので箇条書きにしてみます。

【1】はしか・風しん混合ワクチン(MRワクチン):板橋区内にもはしかの患者さんがでました。例年春に流行ります。年長さん(4月に小学校入学の方)、中1の方、高3世代の方いずれも今月一杯が期限です。非常にお勧め度の高いワクチンですので忘れずに接種いたしましょう。1歳の方ももちろんお忘れなく。

【2】日本脳炎ワクチン:新型ワクチンが発売され1年近くたち供給も安定しつつあることと、新たな小児患者さんが発生し、厚生労働省もようやく重い腰を上げ積極勧奨差し控えを見直し、実質的に再開の方向で動いているようです。しかし当面7歳半までの接種なので特に6歳を過ぎる方は早めの接種開始をお勧めいたします。また西日本に行くことが多い方はお勧めです。また中国南部や東南アジアに行く方はなおさらお勧めです。

【3】ポリオワクチン:最近神戸市の赤ちゃんがポリオを発症したとの報告がありました。この方はワクチン未接種で、ワクチン接種された別の方の体内でウイルスが強毒化し、それが感染したものと考えられています。まことにお気の毒なことです。ただしこの現象は以前よりあり数百万に1回程度おこることが知られています。この数字は私の幼少時のようにポリオが大流行し、多くの感染者や死亡者が出ているときは無視しうる数かもしれませんが、現在の日本のように数十年も患者が発生していない社会では無視はできません。そこでこの危険のない不活化ワクチンへの転換が求められると思います。不活化は注射なので痛い、高価などの欠点はありますが十分検討されるべきでしょう。ほとんどの欧米先進国はじめ、かなりの発展途上国でもそうなってますなんと言う話はもううんざりですね。ただし現時点でポリオの接種を見合わそうということにはならないと思います。このリスクを軽減する意味でも、その地域に一斉に投与する集団接種になっているわけです。
【4】ヒブワクチン(アクトヒブ):ご承知のように極端な供給不足で予約後1年以上かかっておりましたが、最近は緩和されつつあり待ち時間は減る傾向にあるようです。多くの方への接種が望まれます。
【5】肺炎球菌ワクチン(プレベナー):ごく最近発売されました。詳しいことは下欄に別掲します。【4】との併用で赤ちゃんの化膿性髄膜変のおそらく9割がたの予防ができるとされ、これは本当にすばらしいことです。
この約1年で上記【1】【2】【3】のほかに子宮頸がんワクチンおよび新型インフルエンザワクチンを加えると5種類ものワクチンが出てきました。ワクチンが増えることは良いことではあるのですが、自費のワクチンはいずれもかなり高価であることが問題となります。自治体によっては補助がでるところもあるようですが、現状では板橋区ではそのようなはなしはありません。子供にかける予算の見直しをし、ワクチンにもう少し比重をおいて頂けるとありがたく思います。前にも書きましたが11〜12歳へのDT(ジフテリア、破傷風)2種混合ワクチンの接種率も低いようです。もうすぐ13歳になる方は早めにご確認をお願いいたします。

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)について:肺炎球菌とは文字通り細菌性肺炎を起こす細菌ですが、小児の化膿性髄膜炎や中耳炎の原因としても重要です。化膿性髄膜炎の原因としてはこれとインフルエンザ菌b型(ヒブ)が両横綱で、おそらく年間で数十名ずつの赤ちゃんが亡くなられ、重い後遺症に悩まされている方もその数倍いると思われます。化膿性髄膜炎は小児科医が最も注意を要する病気の一つですが、困る点は熱の出始めではおそらくどんな名医が診ても単なる風邪と区別しにくいことと、最近は抗生物質の効きにくい菌が増え治療も難しくなってきている点です。ほとんどの先進国では1980年台にヒブワクチンに続き2000年頃から肺炎球菌ワクチンが実施され、この病気は激減しているようです。肺炎球菌はいろいろタイプがありすべてに有効というわけではないのですが、効果はかなり期待できる一方で安全性は高いようです。有料という点が心苦しいのですがお勧め度は高いワクチンです。対象は2月以上7月未満の方が標準(初年度3回翌年1回の計4回)ですが、それ以上の方(7月以上1歳未満が計3回、1歳以上2歳未満が2回、2歳以上9歳未満が1回のみ)も可能です。DPT三種混合やヒブワクチンと同じ時に左右の腕に接種することも可能です。受付開始日は3月4日の予定で、費用は1回9,000円です。なお蛇足ですがおじい様やおばあ様が肺炎球菌のワクチンを受けたという方もいらっしゃるかと思いますが、これはニューモバックスというワクチンで肺炎球菌予防という目的は同じなのですが、製法が異なり赤ちゃんには効果が期待できません。



mark 10/02/12
2月になりました。
2月になりました。例年ですと2月上旬はインフルエンザがピークを迎え小児科医は大変なのですが、ことしは様相が全く異なります。新型インフルエンザは幼稚園や学校が始まって、散発的に出ているようですが爆発はしないようですし、季節性インフルエンザはまるっきり鳴りを潜めています。このまま平穏にすむかは不明ですが、慎重に経過をみたいと思います。もしこのまま“新型”が季節性のソ連型や香港型にとってかわってくれると、タミフルがあまり効かないソ連型やはお年寄りの死亡率が高い香港型が流行するより人類にとって朗報なのかもしれません。しかしこんな言い方をしてしまうと、新型が重症化しお亡くなりになった方はまことにお気の毒ですね。
新型の重症化と言えば最近オーストラリアから非常に興味深い報告が出ました。知人のサイトよりのうけうりなのですが、重症化した方は血液中のIgG2という免疫の物質が極端に低いそうです。もしこれが重症化の要因であるならば、比較的簡単に検査や治療ができるようになるでしょうし、妊婦さんが重症化しやすいという理由の説明にもなりそうに思います。これは若い女性の研修医が偶然に発見したそうですがすばらしいことかと思います。抗生物質の発見など医学上の歴史的発見も偶然に見つかることも多いのですが、それを見逃さない眼は賞賛されるべきかと思います。



mark 10/01/01
明けましておめでとうございます
明けましておめでとう存じます。昨年は私の健康問題に加えインフルエンザ騒ぎもありいろいろご迷惑をおかけいたしました。やや疲れ気味でしたので例年よりやや長めに正月休みをいただき、心機一転2010年も頑張ってやらせていただこうと思っております。今年もよろしくお願いいたします。
昨年後半はインフルエンザ一色という感じでしたが、さすがに年末にはだいぶ減ってきたようです。気になるのは例年一月中旬くらいからインフルエンザはピークを迎えることから、今後患者さんがまた増えることが危惧されます。新型がまた暴れだすのか、別の季節性のインフルエンザが出てくるかは神のみぞ知るというところですが、私は諸外国の動きからも新型が再興する可能性は低いのではと予測しておりますが絶対とはいえません。
ことしは地球レベルでも、日本の国も、皆様も、はっとり小児科も私個人も平穏であることを祈っております。
なお、1月10日(日)は板橋区の当番日です。



mark 09/12/17
年末年始の診療について
新型インフルエンザ騒ぎでバタバタしているうちにあっという間に年末になってしまいました。さすがのインフルエンザも徐々に治まってきていましたが今週にはいり激減しているという感じを受けます。北半球の諸外国でも同様でこのまま終息していくことが望まれます。一方いわゆる季節性インフルエンザはほとんど発生していないようで(これも諸外国も同様のようです)、年明けに爆発することが危惧されます。今後例年同様の警戒が必要に思います。
再入手およびキャンセルにより季節性インフルエンザワクチンに若干の余裕を生じました。そこで再受付をさせていただきます。時間的にそう余裕がないため受付は随時とし受ける方の制限はなしとさせていただきます。

年末年始は以下のごとく臨時診療体制をとらせていただきます。
12月28日(月)までは平常診療
12月29日(火)板橋区休日当番
12月30日(水)〜1月5日(火)
年末年始休暇のため休診

1月6日(水)より平常診療 (1月6日は12:45までです)
ご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。
今年はインフルエンザのみならず、私の健康問題等でいろいろあわただしく皆様にご迷惑をおかけいたしました。あらためてお詫びを申し上げます。来年は地球上も皆様も安穏な年だといいですね。



mark 09/11/30
季節性インフルエンザワクチン接種
3回目の予約受付について
今年はインフルエンザのおかげで諸方面がいろいろ振り回される感じですね。
季節性インフルエンザワクチンの件ですが、再入荷およびキャンセルにより若干の余裕が出たため3回目の受付を開始させていただきます。ただし数量に限りがあり、前回のような電話による受付ですと、一部の方しかつながらずこちらも通常診療に支障を来たすため、今回は抽選方式を取らせていただきたいと思います。
対象:中学生以下とさせていただきます。
受付期間は期間は12月1日(火)より12月5日(土)までで、期間中に来院、記名していただき7日(月)朝までにに抽選をさせていただき、当選した方のみこちらから連絡させていただきます。余裕が出ればまたご案内させていただきます。
また新型インフルエンザワクチンに関しては当院で1回目をやった方の2回目の接種を優先させていただきますが、これも少数ながら再入荷あるいは接種対象の方がインフルエンザに罹患したためにキャンセル等もあり、以前申し込まれた方の中から再抽選し、逐次ご連絡を差し上げていく予定です。
よろしくお願いいたします。



mark 09/11/15
新型インフルエンザワクチン接種についてのお知らせ(3)
新型インフルエンザワクチンに関してもご迷惑をおかけいたしております。ワクチン接種のご希望が殺到し、混乱を避けるため抽選するという方法をとらせていただくことといたしました。以下の要綱で行いたいと思います。
接種日:11月27日(金)のみ
対象:基礎疾患を有する方および幼児(1歳から就学前)で当院受診歴のある方  
抽選申込期間:11月17日(火)より11月21日(土)まで
方法:上記期間中に来院していただき、必要事項を記入していただだいた方の中から24日(火)に抽選当選した方のみこちらから連絡させていただきたいと思います。なるべく早めのご連絡といたしますが、キャンセルがでた場合などにはギリギリになってしまう可能性もあるかと思います。今のところ小児は2回接種ですが、2回目の接種もふくめ、今後ワクチンが再入荷した節は改めてご案内します。



mark 09/11/10
新型インフルエンザワクチン接種に関してのお知らせ(2)
新型インフルエンザワクチンの件で追加です。極端に供給量が少ないため、当面は当院に受診歴のある方に限らせていただくことといたしました。不公平なようで心苦しいのですが、普段診させていただいている弱いお子さんを優先していただきたいとの思いからです。申し訳ありません。
新型ワクチンの件では、お上からのお達しもあわただしくかつ日替わり定食状態の上、こちらの対応もてんやわんやで申し訳ございません。おそらくどこの小児科も同様でしょうが、インフルエンザの治療をしながら、ワクチン接種(それも2種類)するなんという経験ははじめてでしょう。おそらく今年限りのこととは思いますが・・。早く春が来ると良いですね。



mark 09/11/08
新型インフルエンザワクチン接種についてのお知らせ(1)
いろいろお問い合わせをいただいている新型インフルエンザワクチンの件ですが、やっと手に入ることになりました。ただしなんと1本のみということです。一旦開封すると使い切ってしまわなくてはならないので、接種日を限定しなくてはならず、以下の要綱で行いたいと思います。
接種日は11月27日(金)のみです。(変更は不可能です)

対象は
(1)基礎疾患を有する1歳から小学校3年生の方
(2)上記以外(小学校4年生以上)の基礎疾患を有する方
(3)幼児(1歳から就学前)


とさせていただきます。基礎疾患に関しては、申し訳ありませんが厚生労働省からの通達に基づきこちらで判断させていただきたいと思います。

予約開始は
(1)の方は11月10日(火)より((2)、(3)の方より優先順位が上のため先行させていただきたいと思います)とし、追って(2)、(3)の方は11月17日(火)よりとさせていただきたいと思います。もし(1)の方で定数に達してしまった場合にはご容赦ください。(3)の方については希望される方が多くなる可能性がありますので受付方法を考えさせていただくかもしれません。
すでに新型インフルエンザにかかったと思われる方は、接種は不可能ではありませんが、限られた薬剤の有効利用という観点からご遠慮いただけるとありがたく思います。
もしドタンバでのキャンセル(突然の体調不良はやむをえませんね)や連絡なしでいらっしゃらないということになりますと、非常に不足している薬剤を破棄するというまことに罰当たりなことをしなくてはなりませんのでよろしくお願いいたします。また現在のところ小児は2回接種(変更の可能性があるそうです)とのことですが、2回目の予約までは受けられません。今後入荷した節は改めてご案内します。
季節性も含め今年のインフルエンザワクチン騒ぎはまことに申し訳ありません。こちらとしても恩着せがましくしたり、もったいぶったりしているつもりは毛頭ないのですが・・。
このごろこの欄が事務的なご連絡ばかりでつまらないですね。



mark 09/11/01
季節性インフルエンザワクチン接種
再予約について
季節性インフルエンザワクチンについてはいろいろご迷惑をおかけいたしております。その後一旦定数が一杯になってしまいましたが、若干数の入手およびキャンセルがございましたので、再予約を開始いたします。受付は11月4日(水)から、前回同様に電話での予約を優先とし中学生以下の方に限らせていただきたいと思います。13歳未満の2回接種の方は2回まとめてとさせていただきたいと思います。
また新型インフルエンザワクチンに関しては全く入手のめどが立っておりません。わかり次第お知らせいたします。



mark 09/10/9
10月になりました。
10月になり雨模様の日が続きます。例年ですとこの時期喘息が主役になるのですが、今年は新型インフルエンザの話題が多いですね。相変わらず特定の小中学校で爆発し、そこではかなりの患者数になるのですが、それがご両親の職場にはあまり連鎖してはいかないといった印象があります。大半の患者さんは重症にはならず治癒するようですが、ごく一部に脳炎・脳症あるいは呼吸不全に至る方がいるようですので、意識の低下やけいれんあるいは急激な呼吸困難には要注意です。子供さんがインフルエンザを発病するとご親が出勤停止になる職場があるようですが、患者数が増えてくると社会的な影響が大きくなること、中高年には少ないことおよび発症前には感染力は強くはなさそうなことを考え合わせると、通常の予防法を施し、親御さんは何らかの症状が現れた時点でひっそり帰宅していただくという対応くらいが現実的かなと考えます。
インフルエンザワクチン(以前からある季節性)に関しては前のお知らせのとおりですが、ある程度ワクチンを確保してから予約をお受けしたいということから他施設に比べ遅くなりました。ご容赦ください。ただ新型インフルエンザがはやっているから特別季節性ワクチンを早めにうつ必要もないのかなと考えております。新型ワクチンに関してはまだ具体的情報がなく、すみませんが今しばらくお待ちいただきたいと思います。
そろそろ入園や入学願書のシーズンになり健康診断書の提出を求められいらっしゃる患者さんもおられます。なるべく間違いを避けるためお名前ご住所などの記入は原則として保護者の方にお願いしたいと考えております。なお園や学校がこちらの記載を要求している場合はもちろん例外です。またレントゲン撮影や厳密な視力検査や聴力検査を要するものは当院では不可能です。
10月25日(日)は休日当番です。いつも同じような話ですが、薬局の関係上なるべく早いうちのご来院をお勧めいたします。



mark 09/09/30
季節性インフルエンザワクチンの
予約開始。
例年より遅れましたが季節性インフルエンザワクチンの予約開始いたします。受付は10月16日(金)から、電話での予約を優先とし中学生以下の方に限らせていただきたいと思います。13歳未満の2回接種の方は2回まとめてとさせていただきたいと思います。本年度は供給量が今のところ例年の1/3程度しかなく、できる限り多くのお子さんに受けていただきたく苦渋の決断をいたしました。今後供給量が増える可能性もあります。その際にはあらためてお知らせし再受付させていただきます。ご不便をおかけし申し訳ありません。
なお言うまでもありませんが、この季節性インフルエンザワクチンはブタ由来のいわゆる新型には無効です。しかしこの冬に、季節性のホンコン型などが暴れる可能性はありできれば受けられることをお勧めいたします。また新型インフルエンザワクチンに関してはわかり次第お知らせいたします。



mark 09/09/05
9月になりました。
今年の夏は梅雨明けも遅く例年よりずっと涼しかった気がいたします。暑いとぶつくさ言うくせに何かもの足りない感じもするのは勝手なものです。
板橋区では例年より1週間早く学校も始まり、冷夏の影響もあるためか新型インフルエンザの流行がはじまっているようです。感染力はかなり強く、多くの人(とくに若年者)が免疫を持っていないウイルスに対してはこういった事態はある程度想定の範囲内といえるかと思います。流行期を脱しつつある南半球でも予想されたより亡くなられた方は少ないようで、これはたいへん心強い情報です。一人一人が冷静に例年と同じ対策をとっていただくことが大事です。ただ例年ですとインフルエンザ騒ぎは1月ほどで済むわけですが、へたすると今年は半年くらいこの騒ぎが続く可能性もありあまり張り切りすぎるとピークの頃に疲れてしまう恐れもあります。
また園や学校あるいは企業も神経質になるお気持ちもわかりますが、早すぎる受診や検査の強要は、かえってインフルエンザにかかる機会をふやし、検査キットの枯渇を招き、インフルエンザパニックをひきおこすという事態も危惧されます。お亡くなりになられた方やご家族はまことにお気の毒ですが、インフルエンザは栄養を摂って寝ていればほとんどの方は治る疾患であることも再認識したものです。
インフルエンザワクチンに関しては、現時点で新型のインフルエンザワクチンに関しては五里霧中ですが、旧来の季節性インフルエンザワクチンに関してもわれわれに何本供給されるのか全く情報がなく、責任をもって予約開始ができないのが現状です。予約をいただいたのにワクチンがないという事態だけは避けたいと考えておりますのでもうしばらくお待ちいただきたいと思います。決まり次第、この欄、院内掲示などでお知らせいたしますのでよろしくお願い申し上げます。不安なお気持ちを助長するようで申し訳ありませんがご賢察ください。
先月も書きましたが、月曜午後は服部、木曜午後は志賀先生となりました。9月14日(月)は服部の受診のため志賀先生にお願いすることになりました。
申し訳ありません。



mark 09/08/01
8月になりました。
学校や幼稚園は夏休みで帰省される方も多く小児科が最も静かなシーズンになります。海や山にお出かけの方も多いかと思いますがどうぞ事故にはご注意ください。7月3日に警察庁より昨年の山と水の事故の概況が発表されました。それによると昨年山の遭難で亡くなられた方は281名、一方水の事故では829名だそうです。水で亡くなる方が山よりもずっと多いのですね。また山に比べ若年者に多いのも特徴だそうです。水に入る季節や人数は限られていますから、海や川に入るということは、交通事故などに比べてもかなりリスクを負うことだと思います。危険なのは海や川だけではありません。最近入浴中に赤ちゃん用の浮き輪がひっくりかえって2名の赤ちゃんが死亡したという報告がありました。ご使用の方は絶対目を離さぬようにお願いいたします。浴槽だけでなく洗濯機や便器でも水の事故はありえます。いやな話ですが注意いたしましょう。
急な話なのですが、月曜午後の志賀先生外来は事情により8月10日の週より木曜日に変更になります。代わって月曜午後は服部が診療いたします。また8月3日(月)午後は臨時に泉先生の診療になります。突然の変更でまことに申し訳ありません。以前も書いたように8月16日(日)は休日当番日ですが、毎度申し上げるように薬局の関係上お早めのご来院をお勧めいたします。



mark 09/07/11
新しい日本脳炎ワクチンのこと
前回もすこし触れましたが、先月より新しい日本脳炎ワクチンが発売になり当院でも接種可能となったため予約を開始いたします。ただし当面は供給量が極めて少ないことをお含みおきください。現時点での対象は3歳〜7歳半の方で、日本脳炎ワクチン未接種の方です。旧来のワクチンご希望の方は従来どおり板橋区医師会病院のみでの接種となります。いろいろなケースが想定されますが、詳しくはお問い合わせください。ただし行政的な話はおそらくお答えできないので保健センターへおたづね頂いたほうが良いかもしれません。
7月20日(月)は休日当番日です。午後3時からは志賀先生の診療となります。いつもながら薬局の関係上明るいうちの受診をお勧めいたします。
8月13日(木)から8月15日(土)はお盆休みとさせていただきます。8月16日(日)は休日当番日のため診療いたします。
8月27日(木)から8月31日(月)は日本外来小児科学会出席のため休診とさせていただきます。9月1日(火)より通常診療です。いろいろ複雑で御迷惑さまですがよろしくお願いいたします。



mark 09/07/01
7月になりました
7月になりました。ことしの梅雨はよりそれらしい感じがします。そのせいか新型インフルエンザも爆発はせず、また夏カゼも例年よりおとなしめのようで、のどかに過ごさせていただいております。
そこで話題を変えます。先日辻井伸行さんという20歳の全盲のピアニストが米国のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し話題になりました。まことにすばらしいことで、最大の敬意と祝意を表します。ところで私は彼のピアノの音色が大好きです。なんといっても彼の楽しさが伝わってきます。今後の辻井さんが大いに楽しみです。しかし気になるのは彼のハンディキャップのみに焦点を当てた報道が多いことです。音楽家としての評価に、盲目であることを考慮したらかえって失礼に当たると思います。辻井さんにはお涙頂戴が好きな馬鹿なマスコミと、わかっていない人たちにつぶされないで大成していただきたいと思います。私はバイオリンではイツァーク・パールマンが好きですが、彼は幼少時にポリオに罹患し歩行困難なのですが(皆さんポリオのワクチンも受けましょう)、それとパールマンの音楽は無関係と思います。
同じ頃、こころみ学園という知的障害のある方たちが作ったワインの紹介が報道ステーションという番組でありました。こちらのコンセプトは“同情でなく味で買ってもらえるワイン”とのことです。私はこちらも大好きで、味で買わせていただいています。見学に行ったことがあるのですが、急斜面の畑に陣取りブドウを狙うカラスを懸命にどらをたたいて追い払っている姿に感動いたしました。私にはとてもできません。皆で町に買い物に行ったとき、スーパーで自分たちの作ったワインが買われるのを見ると喜ぶとか、お小遣いの半分ほどもするワインを定価で買ってしまうなどのエピソードをほほえましく伺いました。
障害をさり気なくサポートしてさし上げることは重要ですが、彼らの障害を軽蔑するのは論外ですが、同情ではなく個性として受け入れる成熟した社会になると良いなあと思います。
7月から新しい日本脳炎ワクチンを当院でも接種できるようになります。現時点では詳細が決まっておりませんのでまたあらためてご連絡いたします。7月20日(月)は休日当番日です。いつもながら薬局の関係上明るいうちの受診をお勧めいたします。



mark 09/06/05
6月になりました
6月になりました。先月末からもう梅雨入りしたかのような天候でした。気分爽快とはいきませんが、インフルエンザの流行を防ぐのには良いのかもしれません。インフルエンザ騒ぎはやや度を越しているように思います。赤ちゃんがちょっと発熱しただけでお父さんの出勤停止はまだしも、患者の発生した企業や学校を非難するなどは悲しい話です。WHOはじめ専門家は強毒のトリインフルエンザのパンデミックを想定していたのではじめから話が大騒ぎになってしまった面もあるのでしょうか。おそらく今一番大事なことは、これからのシーズン南半球では感染が拡大するでしょうからこの新しいウイルスの特性を見極め、強毒株への変異を監視しそれに基づきワクチンをはじめとする対策をこの冬までにたてることでしょう。もちろん通常の予防も必要で、油断は出来ませんが、必要以上に恐れることはなかろうと思います。夏休みの南半球への旅行は考え物かもしれません。
そのほかにはこれという病気の流行もなく穏やかな日々がつづいております。私の声のかすれはつづいておりご迷惑をおかけしています。今しばらくご容赦ください。
6月7日(日)休日当番日です。また午後3時からは志賀先生にお願いしてありますが、いつもながら薬局の関係上明るいうちの受診をお勧めいたします。



mark 09/05/09
ご心配とご迷惑をおかけしました
5月になりました。サボっていたために更新が遅れてしまいました。遅れるとまた体調をくずしたのではとご心配くださる心の優しい方もいらっしゃるのですが、決してそうではなく生来のものぐさに起因するものなのでご安心ください。復帰後なんとか一月が経ちました。おかげさまで体調は徐々に戻ってはいるのですが、声のかすれはつづいておりご迷惑をおかけしています。今しばらくご辛抱ください。
世間は新型インフルエンザで騒々しいですね。まだ情報が少なく、また私はウイルスあるいは公衆衛生の専門家でもないのですが、世界中に感染確定者が出ておりいずれは日本国内に広がっていく可能性は高いと思います。しかし幸い毒性は低そうなこと(といってもインフルエンザウイルスはいつ何時変異をして強毒になる可能性もあるので油断は出来ませんが)、季節が夏に向かっていることはありがたいことかと思います。今のわれわれはスペイン風邪の時代に比べ、栄養状態は改善し、情報もすぐ手に入りまた医学も進歩したため有利な点も多くスペイン風邪と同等の毒性の新型ウイルスが流行しても被害はずっと少なくてすむという予想があります。ただ当時に比べ不利な点は
【1】交通機関の発達で人の行き来が大量かつ迅速である。
【2】情報量が多すぎてパニックに陥る危険がある。

といったところでしょうか。心したいものです。要ははやりだしたら普通のインフルエンザと同様の対策を行い、恐れすぎず侮らずで対応することかと思います。



mark 09/04/01
ご心配とご迷惑をおかけしました
このたびの入院に際しましては、たび重なる予定変更も重なりご心配とご迷惑をおかけいたしました。おかげさまで過日無事生還し、3月31日より診療を再開させていただきました。ただし、当面声がかれてお聞き苦しいことと、外来受診のため時にお休みをいただく2点をご容赦いただきたいと存じます。早速ですが4月3日(金)午前休診とさせていただきます。よろしくお願いします。



mark 09/03/24
休診のお知らせ
3月24・25・26日、3月27日午後、3月28日及び3月30日午前
都合により休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。 なお、3月27日(金)午前・3月30日(月)午後志賀が診療します。
3月31日(火)からは通常診療の予定です。



mark 09/03/11
休診のお知らせ
私の入院、手術のため、3月16日(月)より3月24日(火)までお休みをいただきたいと存じます。ただし16日と23日、月曜午後の志賀先生外来はあります。また経過によっては延びる可能性もありますので、お問い合わせください。事態が二転三転しご迷惑をおかけいたしましたが、ご賢察いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。



mark 09/03/03
6周年を迎えました
早いもので3月を迎えました。この冬後半は暖冬で雨も多かったためか、インフルエンザも早めに終息に向かいつつあるようです。しかし局地的な流行はまだ見られており油断は禁物です。中1および高3世代の方に最後のお知らせです。未接種の方は今月中に麻疹風疹混合ワクチン(MR混合ワクチン)の3期あるいは4期を受けましょう。どうぞもう1回母子手帳と、家にベージュ色の用紙がないか確認して下さい。
私の体調の件では話が二転三転し申し訳ありません。当人もわかっていない状態ですが、わかり次第この欄にも書きますのでよろしくお願いいたします。当院もこの3月1日で6周年を迎えさせていただきました。今年はなんかバタバタして、特に感慨もないままに7年目になりましたが、今後もできる限りがんばって行きますにのでよろしくお願い申し上げます。3月8日(日)は休日当番ですが、前回同様15時からは志賀先生の診療となります。また薬局の関係上なるべく明るいうちのの受診をお勧めいたします。




mark 09/2/24
休診日変更のお知らせなど
2月25日より休診の予定でしたが、諸事情により延期となりました。あらためて3月中旬あたりからお休みをいただくかと思いますが、当面は平常どおりに診療させていただきます。決定次第この欄でもご案内いたします。今後も予定変更の可能性もあり、お出でになる前にご確認くださる様お願いいたします。多大なるご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。



mark 09/2/5
2月の休診のお知らせなど
2月になり梅の花もちらほら開いてきました。年中行事のようですがことしもインフルエンザがピークを迎えているようです。例年に増して患者数も多く、またワクチンを受けた方からの発症も多いようです。ただし軽くすむ方が多く、タミフルを使用した方も有効の方が多いように感じます。どうもマスコミは“患者数が多い”、“Aソ連型のほとんどがタミフル耐性”と部分的には間違いではない情報を強調して人心を煽る傾向があるように思います。ましてや“鳥インフルエンザ”や“新型インフルエンザ”と混同してパニック気味になっている方もおられるようです。
インフルエンザは決して侮れない疾患で、もちろん新型インフルエンザのパンデミックには十分な対策は絶対必要ですが、“今流行中のインフルエンザは安静と栄養でほとんどの方は治る”、“鳥インフルエンザは鳥と接触のない生活を送っている日本人にはまず無縁で、世界での発症もトリ、ヒトともに一昨年のシーズンから減少傾向にある”“新型インフルエンザは地球上にまだない仮想の病気である”ことも事実です。
私の体調に関しご迷惑やご心配をおかけし申し訳ございません。入院、手術のため2月25日(水)より3月2日(月)午前までお休みを頂きたいと存じます。3月2日(月)午後は志賀先生の診察となります。経過によっては伸びる可能性もありますがお問い合わせください。また2月11日(水、祭日)は休日当番ですが、午後3時からは志賀先生にお願いいたしました。いろいろと迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。



mark 09/1/22
1月30日の診療時間変更のお知らせ
急な話ですが、体調不良(そうは見えないかもしれませんが)で1月30日(金)に病院を受診することになりました。そのため1月30日(金)は午前は9:00から10:00まで、午後は16:00からという臨時体制でやらせていただきます。予約をいただいていた方はじめ多大なるご迷惑おかけしますが申し訳ありません。今後もお休みをいただくかもしれません。なるべく早くお知らせします。よろしくお願いいたします。
 
mark 09/1/7
あけましておめでとうございます。
やや遅れましたがあけましておめでとうございます。早いもので6回目の新年を迎えさせていただきました。今年の正月の天気図はまるで縦書きの便箋のようで東京は本当に晴天が続きました。ただ日本海側にお住まいの皆さんには申し訳ない気もいたします。冬の日本の気候は格差社会ですね。ただし寒くて乾燥した天気がつづくとインフルエンザ流行が危惧されます。そろそろ幼稚園や学校も始まるので要注意です。注意点は例年と同じで、十分な休養と栄養、手洗い等のほかには、用も無いのに人ごみは避ける、どうしても行きたければ雨の暖かめの日に、部屋は加湿するてなところでしょうか。既存のインフルエンザの流行を抑えることで、いわゆる新型インフルエンザの発生を遅らせることも期待されます。
インフルエンザ菌b型ワクチン(ヒブワクチン、アクトヒブ)に関しては予想通り渋滞気味になっており、心苦しい限りです。事情をご賢察いただけると幸いです。本年もよろしくお願いいたします。



mark 08/12/02
いろいろとお知らせがあります。
12月になってしまいました。ことしは急に寒くなったためか、東京でも紅葉がなかなかきれいに感じます。時間的にも精神的にもなかなか山の中に行く余裕もないわれわれにはちょっとした目の保養です。ふだん暑いの寒いのと文句を言うくせにやっぱり四季が巡るありがたさは感じますね。
今月はいろいろお知らせがあります。
まず代診の先生と時間帯が変わりました。月曜午後が志賀勝秋先生(帝京大小児科)の診療となりました。代わって金曜午後は服部の診療となります。急な話のうえ変更が多くまことに申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
次に年末年始休暇の件です。12月27日(土)までは平常診療ですが、12月29日(月)は板橋区休日当番です。なお12月7日(日)も休日当番です。29日は近隣の薬局さんも開けてくださるそうです。12月30日(火)から1月4日(日)年末年始休暇をいただき1月5日(月)より平常診療とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがお間違いのないようにご留意ください。
以前からこの欄に書いてきましたが、いよいよ12月19日よりインフルエンザ菌b型ワクチン(ヒブワクチン、アクトヒブ)が発売されることになりました。当院でも12月8日(月)より予約を開始いたします。ただし当面は供給量が極めて少なく(月あたり3名分)、予約をいただいてからメーカーに発注し入荷日が決まりあらためて接種日を決定するという面倒な方法になりますことをお含みおきください。標準的には2月〜7月未満の児に接種を開始(最初の年3回約1年後に追加の計4回です。DPT3種混合に似ていますね)ですが5歳未満の方は接種回数を減らして接種することは可能です。なお自費となり1回7,000円の予定です。(是非公費でお願いしたいものです)なおDPT3混との同時接種も可能です。 



mark 08/11/17
次回の休日当番
すこしサボっていたら11月も半ばとなりそろそろ暖房がほしい陽気になりました。この一月間は咳の風邪、熱の風邪に加え嘔吐や下痢も出てきて今年はじめから考えても最も忙しかった気がいたします。インフルエンザの予防接種も重なり皆様にいろいろご迷惑をおかけしているのではと危惧しています。前にも書きましたがなるべく休日の前後を避けていただき、さらに雨の日などはお勧めです。
以前もこの欄に書きましたが、b型インフルエンザ菌(Hib)に対するワクチンがようやく12月19日から発売になるそうです。ただし供給量が少なく1人ずつ予約をいただいてからメーカーに発注するという面倒かつ迂遠な形になるそうで、かなりの混乱が予想されます。詳細が決まりましたらまたお知らせをいたします。
11月といえば七五三ですが、ただ着飾るだけの衣装屋と写真屋を喜ばせるだけの行事程度に思っていたのですが、考えなおしてみると、昔は赤ちゃんの多くは小さいうちになくなり、無事に節目の歳を、おおいなる喜びと感謝で迎えたのでしょうね。現代では皆正常に生まれて、誰でも元気に大きくなれると錯覚しがちですが、われわれすべて無事に過ごせることへの感謝の気持ちを持ったほうが良いような気もします。
休日当番の件ですが、次回は12月7日(日)ですが、区内の当番薬局さんは夕方5、6時までのところが多いそうで早めの受診をお勧めいたします。また院内にすこし薬を用意することも検討したのですが、当院は院外処方で届出をしているために、制度上困難とのことです。なかなかうまくいきませんね。



mark 08/10/08
急に寒くなってまいりました。
10月になり急に寒くなってまいりました。それに伴い急に発熱に咳や鼻汁を伴う風邪が増えてきました。月並みでがどうぞご用心ください。
前回お知らせしたごとく10月3日午後より疋田先生に代わって泉陽一先生に診療していただいております。とてもソフトな小児科医ですが当院のコンピュータシステムにに慣れていただくまで渋滞気味になるかもしれませんがご容赦ください。電子カルテはいい面も多いのですがこういった時にはかなりのネックになってしまいます。私自身も月一回ほど西台の板橋区小児平日夜間応急クリニックに伺うのですが、毎回のごとく操作がわからなくなり事務の方にお伺いを立てる始末です。私のは単に機械音痴なだけかもしれませんが…。
平日夜間の話が出たついでに休日当番の話です。ご承知のように交代で休日当番をやっておりますが、今まで当番の日には近所の薬局がご好意であけてくださっておりました。ところが今月以降は人員の確保が困難とのことで開けることが難しいとのことです。私のところは院外処方箋なので薬局がないと投薬に支障をきたします。区内の薬局さんも当番制で空けてくださっておりますが必ずしも近所とは限らずまた夕方5、6時までのところが多いそうです。夜半には院内にすこし薬を用意するか検討中です。なお次回の当番日は10月13日の体育の日です。医院でも薬局でも休日に長時間開けておくことは経営上はなかなかきびしいものがあります。何らかの補助も検討されるべきと思います。行政は院外処方を勧めておきながらちぐはぐな気がいたします。




mark 08/09/24
診療体制の変更とインフルエンザ予防接種予約開始のお知らせ。
10月より診療体制の変更があります。
金曜午後は疋田医師のご都合で担当医師が変わります。どなたかは未定です。当院のコンピューターシステムに慣れていただくまで渋滞気味になるかもしれませんが、どうぞお含みおきください。また小児外科外来(予約制)は上井医師のご都合で原則第2木曜になります。(10月のみ第3です)なお、はっとりの外来には変更はありません。
また10月より例年通りインフルエンザワクチンの予約を開始いたします。接種開始は11月の予定です。)ワクチンの本数とマンパワーに限りがあるため昨年より接種数を減らさざるを得なくなりました。そこで本年は原則こどもさん優先とし、成人の方は先着100名とさせていただきます。苦渋の決断ですが事情をご賢察いただきたいと思います。いずれもよろしくおねがいいたします。



mark 08/09/04
9月になりました
9月になりました。お休み中ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。学校や幼稚園も始まり通常の日々に戻った方も多いように思います。8月末から気温は低めでしたが、湿度は高くまた雷や局地的な豪雨もみられ天候も政情も不安定な日々です。そのためか9月はじめにしては風邪の方も多めでまた喘息の方には要注意なシーズン到来といった感じです。
先月も小児科医のよろこびについて触れましたが、もうひとつの喜びに単純なことですがお子さんの笑顔にであえることがあります。特に生後3月ぐらいの赤ちゃんのが屈託のない笑顔を見せてくれる時は至福のひとときです。まさに天使の微笑み(Angel's smile)ですね。もっともものの一月もたてば皆さん号泣するようになりますが、これまた正常の発達で仕方がないことです。時折謝るお母さんがいらっしゃいますがその必要はないと思います。私は赤ちゃんに限らず相手の笑う顔を見るのがすきなのですが、皆がその気持ちを持てれば世界は平和になるだろうなんてのは書生論なんでしょうか。
9月27日(土)は小児保健学会(札幌市)に出席のために休診とさせていただきます。その代わりというのではないのですが23日(火・秋分の日)は板橋区の休日当番日のため診療いたします。お間違いのない様にお願いいたします。
駐車場が1台分増え5台分になりました。他のスペースは当院とは無関係なのでほかに駐車したり、はみ出したりせぬようにおねがいいたします。事情をご賢察の上ゆずりあってご利用ください。



mark 08/08/04
8月になりました
8月になりました。例年小児科がもっとも暇な月なのですが、遠隔地に引っ越した方や近隣に里帰りされた方が久しぶりに顔を見せてくださることがひそかな楽しみの一つです。懐かしい方にお目にかかれるうえに、お子さんの成長の早さに驚かされることも小児科医の喜びのひとつです。最近は8月には病気が少ないと油断しがちですが、昔はむしろ病気が多くそのために予防接種も夏はしませんでした。夏の病気のひとつに食中毒があげられます。ほとんどの食中毒は普通に加熱することにより予防できると考えられますが、生の肉などは結構汚染されているようです。まさか離乳食に生肉を与える方はいらっしゃらないでしょうが、肉を切った包丁やまな板でスイカを切ったり、あるいはハンバーグを作った手をよく洗わずに赤ちゃんに触れるなんてなことも危険ですね。安全は決してまわりから与えられるものではありません。



mark 08/07/19
8月の診療予定
ようやく梅雨明けとなりました。8月の診療予定を決めましたのでご報告させていただきます。8月16日(土)〜19日(火)までをお盆休みとして、また28日(木)〜31日(日)を日本外来小児科学会出席のために休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがお許しいただきたいと思います。また8月1日(金)の午後は疋田先生が学会出張のためお休みで服部が代わって診療いたします。小児外科外来と心理外来ほっとは例月どおりの予定です。なお小児外科外来は上井先生のご都合で10月からは木曜日午後に移る予定です。いろいろごちゃごちゃいたしますがよろしくお願いいたします。



mark 08/07/04
梅雨のさかりですが…
梅雨のさかりですが、気温が例年より低めでやや不順のように感じます。さいわい特定の疾患の大流行は見られていないようです。一時チャドクガの幼虫による皮膚炎が見られましたが、昨年ほどの騒ぎには至らないようです。他には溶連菌感染症がすこし見られている程度です。
また予防接種のお話ですが、いつもと角度を変えてみます。先月の発展途上国の高い乳幼児死亡率とも関連しますが、地球上ではいまだに多くのこどもがワクチンを受けられず予防できる病気で亡くなっています。少しでも彼らを救おうとペットボトルのキャップを集めてワクチン資金にしようという運動があることを最近知りささやかながら協力させていただこうと考えております。ボトルまではリサイクルしてもキャップまでは捨てていた方が多いのではないでしょうか。キャップ800個でポリオワクチン1人分だそうですが、大勢でやれば無理なく効果が上がるような気がします。もしご賛同いただける方がいらっしゃるならはっとり小児科にご持参いただければ、責任を持って協会にお届けいたします。まもなく北海道洞爺湖でサミットが開かれるようですが、こういった問題にも触れいただけると小児科医としてはうれしいですね。
中1および高3の方のはしか風疹・混合ワクチン(MRワクチン)、11歳、12歳の方のジフテリア・破傷風混合ワクチン(DTワクチン)の接種率が低いようです。夏休みがチャンスです。おうちにあるうす茶色あるいは緑色の紙を持ってどうぞいらしてください。(当院は予約が必要ですが)
当院の夏休みに関してはまだ未定なのですが少なくとも7月中は暦どおりの診療をさせていただこうと思っております。決まり次第院内掲示とともにこの欄にも書かせていただきます。よろしくお願いいたします。



mark 08/06/02
6月になりました
5月はこれといった流行もなく穏やかに過ぎた感じです。いつも予防接種の件で怒ってばかりいるようなので話題を変えましょう。
ユニセフのベネマン事務局長が28日横浜で「アフリカ子供白書」を発表しました。2006年に5歳になる前に死亡した子供は世界で970万人、うち半数以上がアフリカに生まれた子だそうです。最悪はシエラレオネという国で、1000人のうち5歳までに270人が亡くなるとのことです。日本は約3人なので100倍近いですね。おそらく大半は栄養不良、下痢、感染症で先進国なら十分に防ぎうる死なのだろうと推察します。日本もかつては乳幼児死亡率が高く、七五三など節目の歳を大きな喜びや感謝とともに迎えたのでしょう。今の七五三は喜び、感謝といった趣はほとんどなく、華美に着飾ることが主目的になっているように見えるというのはきっとなんとかの繰り言なのでしょう。でも地球って相当な格差社会ですね。
日本の乳幼児死亡率は世界最低ですが、乳幼児死因の一位は事故です。残念ながらこどもの事故死率は先進国中では高い方です。交通事故のほかは誤飲、転落、溺水、やけどといった家庭内でのもので、ほとんど予防は可能でしょう。健診等でご注意申し上げることも多いのですが、常に眼を離せないということはかなり大変なことです。すべてをお母さんに任せて責任を負わせるのは無理な話でお父さんやご家族あるいは社会全体でもバックアップするシステムが必要でしょう。これは老人や障害児者の介護でも同様だと思います。弱者に優しい社会って成熟していてすばらしいですがまだまだですね。
6月の診療予定としては20日(金)の午後は疋田先生はお休みで服部が代わります。22日(日)は休日当番です。ほかに心理外来“ほっと”と小児外科外来も予定どおりです。



mark 08/05/09
Hibワクチンについて
あっという間に5月の連休も過ぎてしまったという感じです。4月から5月にかけて雨も多く寒暖の差もありで体調を崩した方も多かったように思います。病気の流行も変な具合で、この時期にまだインフルエンザの方がいたり、RSウイルスというこれまた冬にはやるかぜの方が少し出ているようです。小児科の歳時記もだいぶ狂ってきて、やりにくくなってきたなという感じがいたします。
以前この欄でも書いたHibワクチンの件ですが、本年1月に認可になったとのことですが実際に物は手に入らず夏以降という噂です。このワクチンによりインフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎の予防が期待されるのですが、この菌による病気でほかに急性喉頭蓋炎という病気があります。発病してからあっという間に窒息を起こし死に至るまれですが大変恐ろしい病気です。髄膜炎同様に発病初期には普通の風邪との区別が難しい厄介な病気ですが、Hibワクチンが施行されている多くの国ではほとんど見られなくなっています。最近私のところにおかかりの方がこの疾患に罹患されました。さいわい近隣の病院のおかげで回復されましたが、一歩遅かったらと考えると凍りつく思いがいたします。繰り返しますが、予防接種を受けるか否かは個人の自由と思います。が受ける自由を行政により奪われるべきではないと思います。日本はワクチン超後進国です。



mark 08/04/01
新年度を迎えました。
桜も咲いて新年度を迎えました。花冷えもあり体調を崩す方も多いようです。ソメイヨシノは実を結ばない品種で接木により広がったそうですね。生物学的には同一の遺伝子を持ついわばクローン桜ということになるのでしょうか。そのため一斉に開花し、なおさら興趣を添えるのでしょう。しかし環境の変化や天敵の出現に対しては弱さも持ち合わせているのでしょう。国花としては意味深長ですね。
またワクチンの話題ですが、はしか風疹混合ワクチン(MR混合ワクチン)が、中一、高三の方も公費で受けられるようになりました。そこで現時点でのお勧めをまとめてみます。
【1】1歳の方:直ちにワクチンを受けましょう。ポリオよりも優先です。
【2】新年長さん、中一、高三世代の方:2回目のワクチンを受けましょう。期限は来年3月ですが、春先ははしかがはやりやすいのでなるべくお早めに。

しつこくワクチンの話題です。百日咳がひそかに流行しているようです。お父さんは咳の長い風邪と思っていたところ赤ちゃんがうつって一大事になることがあります。乳児の百日咳はしばしば致死的です。3月を過ぎたらなるべく早めにDPT三種混合ワクチンを受けましょう。これもポリオより優先です。



mark 08/03/03
5周年を迎えて。
3月1日をもって無事5周年を迎えさせていただきました。節目の年なのですこしほっとしております。あらためて、患者さん、ご家族はじめはっとり小児科におかかわりくださったすべての方々に深く感謝いたします。今後もよろしくお願い申し上げます。本当にあっという間のようにも感じますが、赤ちゃんだった方たちが真新しいランドセルでいらっしゃったときなどにはこんなに時間が経過したんだなどと開業小児科医の喜びみたいなものを感じます。今後さらに気を引き締めてゆきたいと考えております。
今冬はこの5年間でもっともインフルエンザが少なかったように思います。その分嘔吐、下痢やゼコゼコするかぜが多く見られ小さい赤ちゃんたちにはかえってご難だったかもしれません。春が近づくと昨年のようなはしかの流行が危惧されます。板橋区内でも成人を中心に散発しているようです。しつこいですがはしかワクチン(MR混合ワクチン)を受けましょう。また、以前この欄でも触れましたインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンが今年から使えるようになるとのことでしたが実際に出回るようになるのは今夏との話もあります。厚生労働省も懸案の諸問題があり大変でしょうが、早くしていただきたいものです。ただ問題としては自費となり計4回で約3万円ほどかかるのではと言われております。個人負担では大変ですね。九州では公費負担で行うことを決めた自治体もあるようです。板橋区でもぜひお願いしたいものです。私は個人的には全体の医療費を無料化するよりこういったことに重点的にお金を使っていただいたほうが、子供たちの幸せにつながるようにも思います。



mark 08/02/03
2月になりました。
正月はみなさん一斉にお休みになるので明けは静かなことが多いのですが、今年は特にその傾向が顕著でした。この静けさをいっぺんに打ち破るのは例年インフルエンザなのですが、今冬は寒いことは寒いのですが断続的に雨や雪が降ったためか大爆発には至っていないようです。しかし本格的な流行はこれからでしょうから決して油断はできません。残念なことに板橋区内では未だ麻疹(はしか)が散発しているようです。4月に新たに小学1年生になる方々はMR(はしか、風疹混合)ワクチンはお済みでしょうか?3月一杯が期限です。また4月以降に新たに中学1年、高校3年になる方々がMRワクチンの追加接種の対象になると思いますが正式な通達が来ておりません。また改めてご案内いたします。

最近マスコミ等で医師不足が言われています。最近まで医師過剰が言われていたのにどういうわけでしょうか?厚生労働省は医師不足といってはおりませんが現場では足りないのは事実でしょう。その原因は詳しくはわかりませんが
(1)研修医制度の変更で2年間新戦力が補充されなかった。
(2)高齢化や病気で診療できない医師が増えている。
(3)女性医師の増加に伴い子育て等の理由で一線を退いている医師が増えている。
(4)医師が都市部や大病院に偏在している。

などの理由が考えられます。思うに夜間診療のことを考えれば医師数は以前から不足していたのではないでしょうか。特に若い医師たちの使命感でなんとか支えられていたのかと思います。最近はそれらの医師も高齢化し、時代の流れから医師たちの思考の変化、夜間外来の需要増大で問題が顕在化してきたのかなと考えます。由々しき事態に至らぬよう改革を望みます。



mark 08/01/01
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。おかげさまでまた新たな年を迎えさせていただきました。5年目になるとさすがに年間のペースもわかってきた感もあるのですが、いまだに診療に関して年毎に新発見があります。開業したての不安と希望がごちゃごちゃになっていた気持ちを忘れず今年もいきたいと思います。このような時よく“初心忘るべからず”ということばを引用しますね。どうもこれは本来の意味は慣れてきて上手になりはじめた頃が最も危険であるということを言ったものだそうです。どちらの意味でもいまのはっとり小児科にあてはまるような気がします。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。



mark 07/12/05
12月です。
今年の秋は例年より暖かく病気の方も少なかったのですが、11月以降風邪の方もやや増えてきました。しかし昨年今頃のノロウイルス騒ぎを考えるとだいぶおとなしいようです。またインフルエンザも散発しているとのことですが、今のところ幸い大爆発には至っていないようです。
最近、食品メーカーなどの賞味期限改竄が話題ですが、われわれが有効期限切れの薬品を使用するようなもので許されざる行為であることは論を待ちません。しかしどうしてもひっかかってしまうことは、実際にはわれわれ消費者も見分けられないのですから、賞味期限切れでも十分食べることはできるものなのでしょう。とするとまだ食べられるものを廃棄するということになるわけで、地球上には飢えている方が大勢いらっしゃるのにこれまた罰当たりな行為と思えてしまいます。もっと賢い解決法があるように思います。
当院でも有効期限切れのワクチンを接種することは絶対にありませんが、医学的にはおそらく有効な余ったワクチンを発展途上国のこどもたち接種してあげたいとも思ってしまいます。たとえば板橋区の集団接種で余ったポリオワクチンをインドやアフリカのこどもたちののませてあげればどれだけのお子さんを死亡や麻痺から救ってあげられるのでしょう。

年末年始の診療体制をお知らせいたします。年末は12月29日(土)まで診療いたしますが、29日は休日当番日です。30日から1月4日までは生意気にお休みをいただき5日(土)より通常診療(土曜日なので半日ですが)とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいいたします。



mark 07/11/05
11月になりました。
つい先日まで暑いのなんのと文句を言っていたのに速いものです。例年通りインフルエンザの予防接種が始まりました。昨年も触れましたが、この時期だけのものなのでどうしても人手不足となりご迷惑をおかけすることもあろうかと思いますがご寛恕いただければありがたいです。小児科をやって感じるのは、混む時とすく時の差が激しいことです。季節だけでなく、曜日、時刻、天候などさまざまな要素があるようです。“ゆっくりお話したい”と“長時間お待たせしたくない”の両立は難しいものです。予約制にすればある程度解決できるのでしょうが、前にもこの欄に書いた理由でためらいがあります。どうぞあまり待ちたくないとお考えの方は、休みの前後、受付時間の開始直後あるいは終了間際をできる限りお避けいただきたいと思います。あと雨の日はお勧めかもしれませんが大変ですね。もっともこの問題はどの業界にでもあるでしょう。私も新幹線や飛行機などを利用するのが、年末年始、ゴールデンウイーク、旧盆の頃にほぼ限られるのでいつも超満員というイメージがあります。
話は変わりますが○○ちゃんを救う会などと架空の難病患者さんと会をでっち上げ善意の方々の寄付をだまし取るという犯罪があったことを知りました。医療関係者として腹立たしいというより悲しい出来事です。救う会の是非論はともかく、病気に苦しむ患者さんとご家族のお気持ちを思うといたたまれません。
11月23日は板橋区の休日当番日で診療をいたします。申し訳ありませんが服部は所要のため午後1時くらいで疋田先生と交代する予定です。



mark 07/10/01
10月になりました。
先月末から急に寒くなりました。近年気候の変化が激しくなっているような気がしますが何事も穏やかに願いたいものです。われわれは郵政民営化の影響はあまりなさそうですが、医療制度も変更があり板橋区などで中学生までの医療費が無料になりました。小児科医にとってもありがたいことには違いないのですが、一方で難病のお子さんへの補助等は厳しくなっているのも事実で釈然としません。いずれにしても医療費は有限であり無駄遣いはしたくないものです。
またインフルエンザワクチンの季節となりました。接種開始は11月1日を予定していますが、10月2日より予約をお受けしております。お電話あるいは直接お受けいたしますが、人手不足等のためいろいろご迷惑をおかけするかもしれませんがご容赦ください。今シーズンもインフルエンザにあまり暴れてほしくないものです。



mark 07/09/11
9月になりました。
長い間サボって申し訳ありませんでした。ことしは秋が早いのでしょうか?このところ台風も多くくるように感じます。日本だけの話でなくハリケーンの話題も増えているようですし、地球温暖化による海面温度の上昇のためと考えるのは杞憂でしょうか?子孫のためになるべく自然のままの形を残して生きたいものですが、人間が生息していく限り自然への負荷はかけていますね。特に医学なんてかなり不自然なことをやっているのかもしれません。
小児外科外来はおかげさまで第2火曜日午後に予約制でさせていただいておりますが、今月は予約があふれてしまいました。ややお待たせするかもしれませんがご理解ください。状況によっては回数を増やしたいと思います。また9月24日(祝)は休日当番9月28日(金)午後は疋田先生が学会出張のため代わりに服部が診察させていただきます。



mark 07/07/28
夏季休診のお知らせ
ことしは7月に入ってからのほうが雨が多い気がします。昔に比べ梅雨明けがだんだん遅くなっているように感じるのは歳のせいでしょうか?その上台風、地震と各地でいろいろご難続きです。人間の力ってやっぱりちっぽけですね。
はしかはだいぶ沈静化したようです。のどもと過ぎれば何とやらの方もおいででしょうが、ワクチン未接種の方はぜひこの際受けられることをお勧めします。(もう耳タコでしょうが…)さいわいワクチン不足も解消しつつあり、当院でもどなたもお受けいただけるようになりました。ただ板橋区の緊急接種は8月31日までなのでご注意ください。なお板橋区小児科医会としてはぜひ期間延長をとお願いしているところです。話のついでですが任意接種である水ぼうそうとおたふくのワクチンにも区からの補助をいただけるようお願いしています。他の区(足立区、品川区)や自治体では実現しているところもあります。日本脳炎ワクチン、Hibワクチンなどこの国のワクチン政策もまだまだだなあと感じます。

夏季休診のお知らせですが、8/11(土)から8/13(月)をお盆休みとして、および8/23(木)から9/1(土)は国際小児科学会(ギリシア共和国、アテネ市)に出席のため休診とさせていただきます。9/3(月)から通常診療です。御迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。開院して初めての海外出張のため例年より長くサボってすみません。
先回もお知らせしましたが小児外科外来は原則第2火曜日午後に予約制でさせていただいておりますが、8月のみ第1火曜日の7日にさせていただきます。また8/3(金)午後は疋田先生が学会出張のため代わりに服部が診察させていただきます。いろいろ変則的ですみません。



mark 07/07/03
車で来院の方へのお願いと
診療についてお知らせ
梅雨にしては雨が少ないまま7月に入りました。マスコミのはしか騒ぎも一段落というところでしょうが、まだはしかはでており警戒は必要です。ただ乳幼児の患者数が例年より増えていないという事実は1歳児へのワクチン接種の普及の賜物と考えてよいでしょう。騒ぎがすめば忘れるのが日本人の悪い癖なんでしょうが、はしか撲滅のチャンスでもあるわけですから対象の方には積極的にワクチンを受けていただきたいと思います。また板橋区の緊急接種は8月31日までなのでご注意ください。ただワクチン不足が続いていることは心苦しい限りです。
車でおいでいただく方にお知らせとお願いです。当院駐車場は4台分になりました。新しい場所はやや狭くてご迷惑をおかけします。他のスペースは当院とは無関係なのでほかに駐車したり、はみ出したりせぬようにおねがいいたします。事情をご賢察の上ゆずりあってご利用ください。
小児外科外来は原則第2火曜日午後に予約制でさせていただいておりますが、8月のみ第1火曜日の7日にさせていただきます。また7月6日(金)午後は疋田先生が学会出張のため代わりに服部が診察させていただきます。7月16日(月)は板橋区の休日当番日のために診療いたします。なお後半は疋田先生にお願いする予定です。ことしは明るい夏になるといいですね。



mark 07/05/30
はしか(麻疹)その2
はしか騒ぎが続いています。大学生世代を中心とした流行で、この世代は例のMMRワクチン騒ぎ(下記に解説します)で接種率が低かったことが最大の原因かと思います。保育園幼稚園世代はかなり接種率が高いために近隣の園をはじめ大流行にいたっていないことが小児科医として少しは慰められるところです。板橋区では緊急接種として生後9か月から中学生までの未接種未罹患の方に無料でワクチン接種をすることになりました。

「麻疹(はしか)の緊急対策(予防接種)のお知らせ」

これ自体は英断と思いますが、ここに来てワクチン不足が問題になっています。厚生労働大臣はワクチン供給は問題ないとおっしゃっておられましたが、われわれのような零細医院では十分に手に入りません。そこで心苦しいのですが当面未接種の中学生以下の方を優先に接種をさせていただくことといたしました。もちろん今までに予約をいただいた方には責任をもってやらせていただきます。限られた本数で最大の効果を得るための措置ですのでご賢察いただけると幸いです。なおこの事態はかなり流動的ですので適時お問い合わせください。
しかし昭和30年台に日本でポリオが大流行した際、当時国交のない国からもポリオワクチンを緊急輸入し見事に流行を鎮圧しかつポリオを日本から絶滅した歴史に学ぶことはできないのでしょうか。きっと今なら国交のある国々からはしかワクチンを緊急輸入できると思うのですが。私が厚生労働大臣なら…なんて、ややしつこいですね。思い返すと昭和60年代のMMRワクチン導入失敗はまことに痛恨事だと思います。
先月も触れましたが小児外科外来は6月10日(火)より予約制にさせていただきます。ただしご存知でない方もおいでかと思いますので、皆様に診察は受けていただこうと思っておりますが予約のない方はお待ちいただく時間が若干長めになるかもしれません。また6月15日(金)午後は疋田先生が学会出張のため代わりに服部が診察させていただきます。
よろしくお願いいたします。


(解説)
MMRワクチンとははしか・風疹・おたふく風邪の3種混合ワクチンで、今の高校生から大学1年生にあたる世代が赤ちゃんのころにはしかワクチンに代わってこのワクチンを受けることができました。しかしこれに含まれるおたふく風邪ワクチンで無菌性髄膜炎が多発したため中止になりました。そのためこの世代は(はしかの単独ワクチンをうつ選択肢もあったのですが)接種率が低くなってしまいました。なお日本以外のほとんど先進国ではMMRの2回接種が行われこれらの病気は過去のものとなっているそうです。



mark 07/04/28
はしか(麻疹)
タミフル騒ぎが一段落したと思ったら今度ははしか騒ぎのようですね。同じことの繰り返しですがはしか(麻疹)は適切にワクチンをうてば撲滅が可能な病気です。周辺諸国ではしか撲滅宣言が出される中で、わが国でこのようなことが繰り返されることは小児科医として情けない気がします。が、禍い転じてということでこの際小児のみならず罹患歴のない成人も含め希望者全員にワクチン接種をするくらいの政策をとれないのでしょうか。(ワクチン供給の問題はありますが)私が厚生労働大臣だったらぜったいにやるなあ。
4月10日の小児外科外来は多くの方においでいただき、お待たせして申し訳ありませんでした。今後は予約制も検討しますが、次回は5月8日(火)15:30より従来どおりに行います。よろしくお願いいたします。どうぞお気軽においでください。
まもなくゴールデンウイークですね。ことしは暦どおりの診療体制ですが4月30 日(月)は板橋区の休日当番日のために診療いたします。なお後半は疋田先生にお願いする予定です。5月は明るい月になるといいですね。



mark 07/04/01
桜が咲きました
桜には華やかさと同時に寂しさを感じます。ことしは花が咲いてもまだインフルエンザがみられています。峠は越えましたが、ワクチンの効果も薄くなっていることしょうから今しばらくの注意は必要でしょう。タミフル騒ぎも続いています。タミフルを使った方も、他の抗インフルエンザ薬(リレンザなど)を使った方にも、また一切薬を使わないインフルエンザの方も、さらにはインフルエンザ以外の高熱の方も異常行動の報告はあります。お亡くなりになった方は本当にお気の毒ですが、頻度はそう多くはないようです。タミフルが悪者なのか否かは現在のところ神様しか知らずまた人体実験もできないのですから、厚生労働省には冷静かつ公正で大規模な調査をしていただきたいと思います。ワクチン行政も同じですがお役人様の保身のためでなくこどもたちの健康という視点でお願いしたいものです。また騒ぎを作って耳目を集めるのがマスコミの本質といったら言い過ぎかもしれませんが、マスコミに煽られ過ぎない様にしたいものです。
4月10日(火)午後より小児外科外来を始めます。担当は帝京大学で小児外科を担当しておられた上井義之医師です。彼は間違ってもこどもが泣いたことを怒るような外科医ではなく、小児外科のみならず小児科一般にも精通しておられます。対象疾患はとお聞きしたところ、“おへそ、お尻、おちんちん、たまたまちゃん、いろんなところのしこり、うんちに関する悩み、ケガの治り、ケロイド等”とのことでした。小児(内)科でカバーできないことにはなんでも対応(少なくとも相談)しようとは思ってますとのことです。当面は予約制はありません。どうぞお気軽においでください。もちろん特別料金などは不要です。



mark 07/03/01
4周年を迎えさせていただきました
3月になりました。相変わらず暖かでこのまま春を迎えてしまうのでしょうか?もし温暖化が進行し国が海に沈むなんて許されないことだと思います。大国のエゴですね。
外国の話が出たついでですがおとなりの韓国ではしか撲滅宣言がでました。一方北朝鮮でははしかが大流行し、死者も4名と報告されましたが実数はもっと多いのでしょうね。感染症の制御にも政治の力は大きいようです。ところが板橋区内でさえ先月も数名のはしかの患者さんが出ており、日本でのはしか根絶はほど遠いようです。その原因は国のワクチン施策にも大いに問題があると思いますが、受ける側にもあるように思われます。われわれ医療者の啓蒙も不十分なのでしょうが、国民全体に危機意識が薄いような気がします。前にも書きましたがきちっとしたポリシーをお持ちでワクチンをうけないというお考えは尊重されるべきと思いますが、実際にワクチンを受けていない方の大半は、怠慢、無理解に基づくものがほとんどに感じます。最大の被害者はワクチンをまだ受けられない年齢でかかってしまう1歳未満の赤ちゃんです。そこで啓蒙の一環として小児科医有志が“ワクチンうってはしかを完封”なる広告を千葉マリンスタジアムに出しておりましたが、ことしは広島市民球場に出すことになりました。予算の関係で年に1か所なのですがなんとか拡げていきたいものです。でもこんなことって小児科医だけでは無理な話で本来は公の仕事でしょうね。

話題は変わって、最近タミフルが騒がれておりますが、それについて簡単に書かせていただきます。
私の考えを箇条書きにすると
● インフルエンザには必ずタミフルが必要なわけではありません。
●タミフルを使用した場合には、特に使い始めは十分な監視をしましょう。
● 十分な栄養と安静に勝る治療法はありません。
● いずれにしてもほとんどすべての方が問題なく治ります。

てなところでしょうか。

隔週水曜午後に、心理外来“ほっと”をやらせていただいておりますが、院内には心理スタッフ2名しかおりません。彼女らは心理は専門家ですが、ふつうの小児科診療についてはプロではありませんのでお問い合わせ等には十分に対応し切れません。“院内に子供がいるのに・・”というご不満もありましょうが、事情をご理解くださる様にお願いいたします。
最後になりましたが、3月1日をもって4周年を迎えさせていただきました。月並みですが、患者さまはじめはっとり小児科におかかわりくださったすべての方々に深く感謝いたします。今後もよろしくお願い申し上げます。



mark 07/02/01
2月になりました。暖冬ですね。
2月になりました。暖冬ですね。そのためか今のところインフルエンザは例年ほど暴れてはいないようです。地球温暖化は大いに気になりますが、小児科医としては暖冬は歓迎です。しかし先月も書きましたがインフルエンザはけっして油断できる病気ではありません。
ところで近隣ではしか(麻疹)が発生したという極めて気になる情報がありました。ワクチン未接種の高校生の方だそうです。前にも書きましたがはしかも大変恐ろしい病気ですが、ワクチンを適切に行うことにより絶滅させることが可能な感染症です。現にWHOの発表によればワクチンの普及で開発途上国のはしかの患者、死者ともに激減しているそうです。ところが板橋区内の新1年生の皆さんの麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種率が約50%くらいとかなり低いようです。3月いっぱいが期限ですが、もし皆さんいっせいに接種を希望されるとワクチンが足りなくなることが予想されます。最悪のケースとして1歳になったばかりの方がワクチンを受けられず4月に保育園ではしか流行という事態は是非避けたいものです。もし日本ではしかが増加したら世界の笑いものでしょうね。
2月4日(日)は板橋区の休日当番です。
朝9時からですが15時より服部に代わって疋田医師の診療の予定です。よろしくお願いいいたします。



mark 07/01/05
新年おめでとうございます。
はっとり小児科もおかげさまで4回目の正月を迎えることができました。ありがとうございました。

12月はかなり暖かだったようでそのためにインフルエンザはまだほとんど出ていないようです。毎年同じことを言うようですが、けっして侮れない病気で毎冬必ず流行します。十分な注意が必要ですね。
具体的には…
● 十分な休養をとりましょう。
● 手洗いうがいを励行しましょう。
● 部屋の加湿をしましょう。
● 人込みはできるだけ避けましょう。
● 不適切なダイエットはやめましょう。
● 外出はなるべく雨の降る暖かい日にいたしましょう。
● 帰宅後は着替えやシャワーをしましょう。
● ワクチンは可能な限り受けましょう。

てなところでしょうかか。

前にも書きましたが、1月16日(火)は都合により午前は11:00までの受付とさせていただきます。また同日午後は15時30分より服部に代わって疋田医師の診療となります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいいたします。



mark 06/12/06
ウイルス性の胃腸炎と
年末年始の診療について
12月になりました。嘔吐下痢症が大変はやっています。ウイルス性の胃腸炎ともいわれ、時に大人もやられます。私ももらいましたが、吐き気ってほんとうにつらいですね。そこで感じる事を箇条書きで
(1)ウイルスの名前に神経質になりすぎないでください:よく“ノロウイルスですか?”などと聞かれますがふつうの病医院ではウイルスは推測はできますが特定できません。大切なことは何ウイルスであろうが特別な治療法はなくやることは同じだということです。
(2)最も大切なのは水分補給です:私も二言めには“よく水を飲んでね”といいますが、真水ばっかりではダメで電解質つまり塩も重要です。というとたいていのお母様方は“じゃポ○○ス〇〇ト・・・”などとおっしゃるのですがどうも市販のいわゆるスポーツドリンクは小児の下痢に対する電解質補給液としては塩が少なく砂糖が多過ぎるようです。市販のものでしたらORSと表示してあるやつの方が適当のようです。また簡単におうちでも作れます。(500mlのペットボトルに塩1gと砂糖20gと水をいっぱいいれてレモン果汁等で香りをつける)でもそんな大層なことをしなくても味噌汁やスープあるいは麺類の汁あるいはおかゆに梅干なんてお勧めかもしれません。
(3)感染予防にはやはり手洗いをしましょう:ウイルスは吐物と便に含まれています。おむつ替え後や吐物処理後の手洗いは特に念入りにお願いします。
新聞等でノロウイルスで死亡などと書かれると心配になりますが、おそらくそのほとんどはご高齢者やハンディキャップを持つ方かと思います。適切な経口補液さえすればふだん元気な方の嘔吐下痢症のほとんどは時間が解決してくれるはずです。

年末年始の診療体制をお知らせいたします。まず12月17日(日)は板橋区の休日当番日です。年末は12月29日(金)まで診療いたしますが、29日も休日当番日です。休日当番日は夜10時までの診療ですが、検査等は対応できないものもあります。また夕方から代診の先生にお願いする可能性もあります。30日から1月4日までは生意気にお休みをいただき5日(金)より通常診療とさせていただきます。また1月16日(火)は都合により午前は11:00までの受付とさせていただきます。また同日午後は15時30分より服部に代わって疋田医師の診療となります。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいいたします。



mark 06/11/10
インフルエンザの予防接種始めました
11月に入り当院でもインフルエンザの予防接種が始まりました。この季節だけの物なのでマンパワーが不足しがちで渋滞気味になることをお詫びいたします。このワクチンは毎年われわれも接種しており、一定の効果は得られてはいるのですが、はしかやポリオのように病気の絶滅を目指せるようなものではありません。もっとパワフルなインフルエンザワクチンができるといいですね。
以前にもここに書きましたが細菌性髄膜炎ワクチンの早期導入(Hibワクチンと肺炎球菌ワクチン)を厚生労働省に求める署名が始まりました。当院も賛同しています。できましたらご協力をお願いいたします。
最近、学童期の方を中心にマイコプラスマ感染症が良く見られるようです。的確に治療をすれば、ほとんどは重症に至らず治癒すると思われるのですが、お母様方からするとマイコプラスマに限らず、ヘルパンギーナであるとか、アナフィラクトイドなどどうも病名がカタカナで特に長いと驚く方が多いように思います。私の子供の頃はカタカナ名の欧米製品だとありがたがった名残りでしょうか?どうぞ病名だけでびっくりなさらないでください。




mark 06/10/05
10月になりました
以前にもお知らせしましたが、今月より金曜午後は疋田敏之医師にお願いすることになりました。疋田先生も十分信頼に足る小児科医ですが、当院の電子カルテシステムに慣れるのにはやや時間が必要かと思われます。その点のご理解をお願いする次第です。

ことしも来月よりインフルエンザワクチンの接種を開始いたします。それに先立って10月3日より予約受付を始めました。電話がつながりにくい等でご迷惑をおかけし申し訳ございません。

さて今月はおたふくかぜと難聴についてお話したいと思います。おたふくかぜ(正式にはムンプスといいます)の合併症としては髄膜炎が有名ですが難聴もあります。これは以前から知られてはいたんですが一万人に一人以下の比較的まれなものと考えられていました。しかし最近の調査では数百人に一人という報告もあり決して無視できないもののようです。たいていは片側だけなのですが、高度難聴で治療も難しくまた回復しないことも多いようです。髄膜炎はまず治りますので難聴のほうがずっと問題ですね。そこで提案なのですが

(1)おたふくかぜと診断された方は“指こすり”などの方法で発症後2週間ほど簡単な聴力チェックをいたしましょう。


(2) おたふくかぜワクチンをうけましょう。100%の効果が期待できるわけではないのですが難聴になる可能性を減らすことは間違いないでしょう。

なおご興味のある方は、
「ムンプス難聴の部屋」というホームページをご覧ください。
蛇足ですがおたふくかぜの合併症として巷間有名な睾丸炎からの男性不妊はお子さんではほとんど見られないようです。



mark 06/09/11
お知らせ
金曜午後は池本先生に来ていただいておりますが、ご都合により10月6日(金)より疋田敏之医師が代わることになりました。疋田先生はお若いですが小児科の経験も豊富で信頼できる先生だと思います。池本先生同様よろしくお願い申し上げます。
9月18日(祝)は板橋区休日当番日のため診療いたします。朝9時から午後3時まで服部が、以降は池本先生にお願いしています。こちらもよろしくお願いいたします。



mark 06/09/05
予防接種のおはなし
  あっという間に9月になりました。 今年は例年に比べ残暑がきつくないように感じるのは歳のせいでしょうか?
先週はお休みしたためご迷惑をおかけいたしました。おかげさまで床の張替えも終わり、またスタッフ一同学会出席し新たな知見とやる気をもらってまいりました。
学校、幼稚園も始まり気温も下がるとまた風邪が流行したり、喘息発作も起こりやすくなります。どうぞご注意ください。

また予防接種のお話ですが来年入学されるいわゆる“年長さん”児に麻しん・風しん予防接種(MR混合ワクチン)の第2期用の薄茶色(というのでしょうか)の用紙が配られているかと思います。1歳児に比べこの世代の接種率がやや低いようです。来年3月一杯ですので早めに接種されることを強くお勧めいたします。1年生になった頃には約10%のお子さんははしかの抗体が弱くなっているようです。どうも一般的に、親御さんたちはお子さんが大きくなるほど予防接種のことを忘れ気味になるようですね。
関連してもうひとつ11、12歳児を対象としたジフテリア・破傷風予防接種(DT二種混合ワクチン)の件です。緑色の用紙です。このワクチンを接種される方もかなり少ないように思います。理論的には乳幼児期にするDPT三種混合とDT二種混合の比率は4:1になるはずなのに実際は100:1くらいです。大きくなっても破傷風は怖いですよ。赤ちゃんの時にやったDPTは無効ですよ。日本の土中には破傷風菌は一杯いますよ。特にどろんこで怪我しやすい方には強くお勧めいたします。
さらにもうひとつ前にもこの欄で書いたHibワクチンの件ですが、細菌性髄膜炎の患者のお母さんが、ワクチンの早期導入(Hibワクチンと肺炎球菌ワクチン)をもとめる署名活動を始めるためHPを立ち上げられました。
『細菌性髄膜炎』から子ども達を守りたい

下記バナーからもHPに行けます。
小児科医として頭が下がります。
どうぞご覧ください。



mark 06/08/06
梅雨明け
梅雨もあけ8月になりました。暑いのは文句を言うくせに梅雨明けはうれしいものですね。例年8月はこれといった感染症もはやりません。そこで話題を変えて見ます。鮭の稚魚が成長し海から遡上するときに生まれた川へ戻っていく事は有名な事実です。ではなぜ生まれた川がわかるのかかは定説はないようですが、生直後に生まれた川の匂いや味を覚えているためのようです。これを刷り込み現象というそうです。大したものですね。われわれ人間も同様なことはあると思います。われわれがお乳につづいて最初に味わう離乳食はまさに刷り込みかと思います。大しておいしいとも思えないおふくろの味に懐かしさを覚えるのも離乳食の味付けが刷り込まれているためかもしれません。ところでこのごろ気になるのは離乳食に既製の物をそのまま与えるお母さん方が増えているようにも思います。自分流の味にアレンジしてから赤ちゃんに与えおふくろの味を刷り込んでおいたほうがいいようにも思います。
といったわけで小児科が最もヒマな季節を利用し、だいぶ汚れてしまった床の張替えおよび日本外来小児科学会への出席のためもあり8月17日(木)〜19日(土)および8月28日(月)〜9月2日(土)の日程でお休みをいただこうと思っております。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。




mark 06/07/04
梅雨の真っ盛りです。
先週あたりから突然の高熱、咳や鼻水はほとんどない、元気はまずまずといったタイプの風邪(いわゆる夏風邪なのでしょう)の患者さんが目立ってきたようです。病気にとっては季節の変わり目なのでしょう。新入園児さんは特に要注意ですね。といっても手洗いをして、栄養や休養を十分にといったあたりまえのことしかありませんが…。しかしあたりまえのことというか昔ながらのことというのは育児でも大切なことが多いような気がします。絵本なんかもそうですね。私なんぞもむかし同じ絵本を何回も読んでもらった記憶があります。先日1歳半健診で“絵本などで指差しをしますか?”という質問に対し“絵本は見せてない代わりにテレビを見せています”という方がいらっしゃってびっくりいたしました。2歳以下のお子さんにテレビを長時間見せていると言語発達遅延等の障害がでるのは事実のようですし、“テレビは子供には百害あって一利なし”あるいは“注意欠陥多動性障害(ADHD)”の発症との関連があるのでは”なんという意見もあります。当院でも待合室のテレビを撤去いたしました。テレビは絶対にいけないとはいいませんが、どうか皆さんもテレビに子守りはさせないようにいたしましょう。



mark 06/06/01
6月になりました。
ゴールデンウィーク明けから梅雨のような天候が続きますね。そのためか例年になく喘息の方の調子が今ひとつのようです。えらそうなことを言ってもわれわれ人類は自然の中で生きている生物であることを感じさせられます。

早速ですが、わが板橋にもはしかの患者さんが発生したようです。ここ数年予防接種の接種率が上がりほとんどなかったのですが、まことに残念でかつ恐ろしいことです。何とか拡大を防ぎたいのですが、そのためにもワクチン未接種の方の緊急接種をお勧めいたします。ただワクチンを接種された方でも流行がなくなったため抗体の持続ができずにかかってしまう方もおられます(その対策としてこの4月からの方は2回うちになったわけです)。
われわれ小児科医の願いははしか撲滅であり、実際ほとんどの先進国でははしかは過去の病気になっています。もうはしかの脳炎の患者さんは見たくありません。先月も違う病気で同じようなことを書いた気がします。本当に情けないですね。



mark 06/04/20
新戦力が加わりました
前回お知らせした新戦力の件ですが、4月14日より新しい先生:池本博行医師が来てくださっています。(毎週金曜日午後)池本先生は小児科の診療経験も豊富でやさしい良い先生だと思いますが、当院の電子カルテシステムに慣れるまでには若干の日時を要するものと思われます。その点ご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご協力とご理解をお願いいたします。

どうもこの欄では予防接種の話題が多いのですが、たまたまこの3日間Y新聞にHibワクチンのことが連載されたのでふだん思っていることを書かせていただきます。聞き慣れないと思いますがHibとはインフルエンザ菌b型と呼ばれるもので(冬にはやるインフルエンザやエイズウイルスすなわちHIVとは違います。ややこしいですね。)赤ちゃんの化膿性髄膜炎の原因菌で最も多いものです。小児科医なら何回かこの病気で大変いやな思いをしているでしょう。いまだに日本で年間約600名ほどの赤ちゃんがこの病気で苦しんでおり亡くなる方や重大な後遺症が残る方もおられます。この病気の困る点は、熱の出始めではおそらくどんな名医が診ても単なる風邪と区別しにくいことでしょう。ほとんどの国ではワクチンが実施され過去の病気となっているそうです。日本でもワクチンの申請はされているのですがいまだに認可はされておりません。日本小児科学会でも昨年インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの早期承認に関する要望書を出しました。どうぞ皆さん新聞記事に載っていた地図だけでもご覧ください。ほんとうに情けないことにこのワクチンが受けられない国はアジアの日本、北朝鮮、アフガニスタン、イラク、イラン等それにアフリカ諸国と旧ソ連の一部くらいです。私もベトナムやフィリピンで出産されたお母さんにHibワクチンの続きをお願いしますと言われたときとてもつらい思いをいたします。どうもこの国は子供しか被害を受けないことには非常に腰が重いのかなと感じるのは小児科医のひがみでしょうか。

かさねてのお知らせですが、
5月6日(土)は休診にさせていただきたいと存じます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。



mark 06/04/01
4月です
この時期の話題はさくら、引っ越し、新学期といったところで、この欄でも新入園児はかぜをもらいやすいよとかおなじみになった方とのお別れがすこし寂しいなぁといった話が出がちですね。
そんなわけですこし話題を変えてプロ野球が開幕しました。前にも書きましたが千葉マリンスタジアムにワクチンうってはしかを完封との広告があるのですが、今年は風疹も加わりました。ところがマリーンズが優勝したせいか広告料が高くなったため当院でも些少ですが負担をさせていただくことになりました。今月からMRワクチンに移行しますのでこれを機に東京ドームをはじめいろいろなところへ出したいんですが小児科医だけの力では難しいですね。
新戦力が加わります。院長が歳のせいかやや疲れ気味なのと保育園、幼稚園や大学病院の仕事が増えたため、金曜日の午後の外来に新しい先生に来て頂こうかと考えております。詳細は後日またご紹介いたします。診療についての不安はないのですが、電子カルテを採用しているためこれに慣れるまでの時間が結構大変かなあと思います。皆様のご協力とご理解をお願いする次第です。
ゴールデンウィークですが5月6日(土)は休診にさせていただきたいと存じます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。



mark 06/03/06
はっとり小児科も3周年…
3月です。早いもので3周年を迎えることができました。多くの患者さんとご家族の皆様はじめかかわってくださった方すべてのお力と感謝いたしております。ありがとうございました。3歳といえば人間ならばいっぱしの口を聞いてなかなかなものですがわれわれのほうはようやくひとり立ちができるようになった頃かなと思っております。

寒い寒いといっておりましたが、気がつくと梅もだいぶ開いてきました。伴ってインフルエンザもだいぶ少なくなりました。しかしまだ油断は禁物ですね。またインフルエンザというのは大した病気でインフルエンザが大流行をするとほかのウイルス性疾患は鳴りをひそめてしまう傾向があります。そんなわけでインフルエンザが減るに従いほかの病気たとえば水ぼうそう、嘔吐下痢症、りんご病あるいはプール熱などが見られ始めているようです。また溶連菌感染症(これはウイルスではありませんが)も以前から流行しています。このような感染症はヒトからヒトへと感染するものですが、これらを恐れすぎて学校や園などで不必要な隔離や検査を要求されることもみられ、まれにはいじめまがいの行動も耳にするのは残念なことですね。感染症には正しい知識をもって対応することが重要です。われわれの努力不足もありますね。自省します。しかしまだまだわかっていないことも多々あって困りますね。

話は変わりますが小児の救急がいつも問題になりますが日本小児科学会がおかあさんのための救急&予防サイト‐こどもの救急 http://kodomo-qq.jp/ というのを立ち上
げました。ご参考になさってください。でも私としてはおかあさんのための・・・というのがやや気にかかります。子育てはおかあさんだけのものではないでしょ。




mark 06/02/02
インフルエンザがそろそろ本格的になってきました
2月になりました。今年は寒い冬ですね。お正月休みは北海道に行っていたのですが帰ってきた東京の方が寒く感じられ冗談のようでした。おまけに雨も少ないためか、インフルエンザがそろそろ本格的になってきました。前野町近辺のインフルエンザは今のところ全部A型です。A型はB型に比べやや重症の方が多いようですが、幸いインフルエンザワクチンを適正に受けた方からの発症は昨年などより少ないようで発症しても比較的軽症の方が多い様にに思います。また希望された方にはタミフルの処方をしておりますが効果は見られているようです。ただし小児科医同士でのうわさ話では薬を使わなくても比較的軽い経過を辿る方もおられるのでタミフルの効果とは断定できません。毎年この季節はマスコミも小児科医のうわさ話も、インフルエンザ、抗ウイルス薬、ワクチン、学級閉鎖なんてな言葉が飛び交いますね。予防、治療の決定打に乏しくまたわかっていないことも多いために流言飛語も多いですね。でもやっぱりインフルエンザには安静と水分補給を基本とし、恐れすぎず侮らずですね。

いつも同じような話題で恐縮ですが麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)が4月から実施されます。(任意の場合は今でもできますが・・)それに伴い2歳以上で麻疹あるいは風疹ワクチンを未接種の方は4月から公費では受けられなくなります。ご注意ください。




mark 06/01/01
あけましておめでとうございます
なんとか3回目の新年を迎えることが出来ました。皆様にお礼を申し上げるとともにまた今年もよろしくお願いいたします。
またインフルエンザの話題ですが、昨年は私のところではインフルエンザと診断した方はまだいらしゃいませんでした。年末年始の休みで学校や職場がいっせいにお休みとなるので本格的な流行はきっと今月中旬以降かなあと考えております。ただこの冬は寒くて乾燥しているため大流行も危惧されます。新聞等でも出ていましたがタミフルの副作用うんぬんでまた不安を募らせている方も多いかと思います。今シーズンはなるべく正確で科学的な情報をお示しして親御さんにも判断していただこうかとは思っているのですが、まだまだわかっていないことが多いのとこの時期は患者さんがたくさんお出でいただくことが多く時間があまりとれない事が悩みです。なんとかいい方法をと模索中です。昨年も書きましたが、迅速診断やタミフルは万能ではありません。絶対に言える事はインフルエンザに対する最良の治療は安静と栄養と適度な保温だと思います。また合併症も大変に恐ろしい病気ではありますが、ほとんどの方が一週間もすれば完全に治るという事も事実ですね。恐れすぎず侮らずでいきましょう。栄養も大切なのでこの時期不適切なダイエットはやめましょう。




mark 05/12/23
年末年始の診療のお知らせ
遅くなってしまいましたが、年末年始の診療体制をお知らせいたします。
年末は12月29日(木)まで診療いたしますが、29日は板橋区の休日当番日です。夜の10時までの診療ですが、検査は対応できないものもあります。30日から1月5日までは生意気にお休みをいただき6日(金)より通常診療とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいいたします。また1月14日(土)は都合により10:30までの受付とさせていただきます。重ねてお詫び申し上げます。その代わりというわけではないのですが、1月22日(日)は休日当番日で診療させていただきます。当番日は結構ヒマなことが多くゆっくりお話ができるかもしれません。
では皆様良いお年を・・。来年はみんなもっといい年になるといいね。




mark 05/12/02
12月になりました
早いもので・・というのが枕詞となったような月初めのご挨拶です。ゼコゼコする方はだいぶ落ち着いたようですが嘔吐、下痢の方がかなり目立つようになって来ました。どうもウイルスは一種類ではなさそうで、くり返してかかってしまう方も見受けられます。親御さんで、もらってしまう方も居られます。私も経験がありますが『吐き気』って辛いですよね。でも吐き気はたいてい半日くらいで山は越えるように思います。その後下痢をする事も多いのですがこれは一週間くらいは続く事も多いようです。後半戦は食欲も回復し元気も出てくれば安心でしょう。水分補給も含めた食事療法が最も大切かと思います。診察室でも申し上げるのですが、下痢の赤ちゃんは時折笑ってかつおしっこがまずまず出ていればまず大丈夫でしょう。
私はあまりテレビは見ないのですが、どうも鳥インフルエンザあるいはタミフルが少し話題になっているようですね。たしかに歴史的に見ても、自分のわずかな経験からでもインフルエンザは現在人類が直面する最も厄介な感染症のひとつであることは間違いないでしょう。そしてわれわれ一人一人は冬になるといろいろ対策を講じる必要があると思います。この件はまた来月以降にも書かせていただこうかと思いますが、まずはじめに言いたいことは、マスコミに煽られすぎずにしましょうということです。




mark 05/11/04
インフルエンザの予防接種がはじまりました
11月になりました。あっという間にになってしまったという感じです。例年より雨が多かっためか、ゼコゼコしやすいお子さんにはちょっときびしい秋のような気がしています。
当院でもインフルエンザの予防接種がはじまりました。
ことしは当院の事情でやや人手不足のため予約等の面でご迷惑をおかけしているものと思います。申し訳ございません。

話は変わりましたがプロ野球千葉ロッテマリーンズが日本一になりました。私は別にプロ野球にはさしたる興味はないのですが、ことしはひそかにマリーンズを応援しておりました。というのも、千葉マリンスタジアムに小児科医有志が出した「はしか撲滅!ワクチン打って麻疹を完封!」なる広告があるからです。失礼ながらどちらかといえば地方区のマリーンズでしたが、交流戦や日本シリーズのおかげで少しは全国区となり、これを機にすこしでもはしかワクチンに対する関心が高まればよいなと考えています。天然痘やポリオと同様はしかはワクチンで絶滅が期待できる病気とされています。
ところで昨月にも書きましたが麻疹(はしか)と風疹の混合ワクチン(MRワクチンといいます)の件ですが板橋区に問い合わせたところ7歳半までは有効というオレンジ色やピンク色の紙は来年4月以降は無効はならず、2歳の誕生日の前日までは有効とのことらしいです。(ポリオ会場で配られた要旨の説明とずれがある?)いずれにして早めに接種することをお勧めいたします。
一般的な話ですが、ワクチンは効果100%、副反応0%というのが理想ですがそんなものは現在はありません。そこで親御さんが熟慮されポリシーを持ってこのワクチンはうちの子には見合わせておこうというお考えは尊重したいと思います。しかしいま未接種者のほとんどの方は『忘れてた・うったと思っていた・面倒だった』なんてな方が失礼ながら多いようにお見受けします。それではあんまり子供さんがかわいそうに思ってしまうのですが・・・。




mark 05/10/01
インフルエンザの予防接種の予約受付を開始いたしました
10月になりました。例年より秋が早く来ているように感じますが歳のせいでしょうか?『暑さ寒さも彼岸まで』とよく言ったものでお彼岸を迎えた頃より涼しくなり、それに伴って咳や鼻水がでてくる風邪の患者さんが増えてきました。初めての運動会という方も多いと思いますが、初めての方は免疫があまりないわけですからどうぞ休養と栄養を十分に摂り風邪にお気をつけください。
さて当院でも来月からインフルエンザの予防接種を行います。それに先立ち今月1日より予約受付を開始いたしました。ほかのワクチンに比べ効果や効果持続期間等にはまだ不満もありまた有料なのが心苦しいのですが一定の効果はあると考えられますのでご希望の方はお早めにお願いいたします。なおわれわれも毎年やっております。
またワクチン関連でもうひとつの話題です。来年4月1日以降の対象の方より、麻疹(はしか)と風疹のワクチンが混合ワクチンを2回うつ事になった様です。1回目(1期といいます)は1歳時にうつと言うことはよいのですが、2期が『5歳以上7歳未満で、小学校就学の1年前から小学校就学の前日までの方』とのことです。1回読んだだけでわかった方はいらっしゃいますか?私にはチンプンカンプンでした。要するに年長さんの時にやろうとのことのようですが・・。これに伴って最も問題なのは現在2歳以上ではしかや風疹のワクチンをうっていない方です。7歳半までは有効というオレンジ色やピンク色の紙をお持ちかと思いますが、それが来年4月以降は無効になるようです。(理由はわかりません)どうぞいま一回母子手帳をご確認ください。




mark 05/09/03
9月になり学校、幼稚園も始まりました
私どもも長期にお休みを頂きご迷惑をおかけいたしました。おかげさまでリフレッシュできました。また学会にも出席できいろいろと新しい知識と刺激も得ることができました。開業したらなかなか学会には行けないだろうと考えていたのでうれしかったです。ありがとうございました。今月はおそらく残暑が気になる間はまだあまり風邪もはやらないでしょうが、徐々に涼しさを覚えるころにまたいろいろなウイルスが活躍しだすのではないでしょうか。いわゆる夏の疲れとあいまって要注意ですね。また台風が近づくと喘息のあるお子さんはなおさら大変な方が多いですね。あやしい方は準備をしておきましょう。しかし小児科というのは本当に季節感のある仕事で、独特の季語が存在します。さしづめ今月は喘息発作かな。あんまりうれしくありませんね。話は変わりますが、以前この欄でご紹介させていただいた心臓疾患の患者さんが無事心移植を受けられて帰国されました。喜ばしいことです。ホームページはhttp://ami.heart.mepage.jp/です。




mark 05/08/05
8月の休診のお知らせ
  本格的な夏になりました。暑くなって風邪のウイルスもおとなしくなり、幼稚園や学校はお休みで流行もなく、その上帰省等で留守にされる方も多いため8月は小児科が最もヒマな季節です。
最新情報ですが来年4月から、麻疹(はしか)と風疹の予防接種が2回接種(1歳過ぎと小学校入学前くらい)になるようです。詳細はわかり次第またおしらせいたします。小児科医としては2回接種は歓迎ですが、2歳を超えて未接種の方のあつかいがどうなるかが少し気がかりです。制度が移行する際はどうしても間にはさまってしまう方が出てしまいますね。そういった方が不利益にならないように願いたいものです。
そんなわけで8月にお休みと学会出張(日本外来小児科学会)をさせて頂きたいと考えています。そのため8月15日(月)から20日(土)ならびに25日(木)から27日(土)を休診とさせていただきます。長期間サボってご迷惑をおかけしすみません。




mark 05/07/07
日本脳炎のこと−その2−
  この6月は暑い日が多かったですね。
先月この欄でも触れた日本脳炎ワクチンの件ですが、ご承知かと思いますが6月20日より公費での接種は当院のような所ではできなくなりました。ご希望の方は最寄りの健康福祉センターで「説明書・同意書」の発行を受けた後に医師会病院で接種とのことです。

ところで暑さと日脳騒ぎのせいかことしは蚊に刺されるお子さんが気になります。蚊の多い場所や時間帯に外出される時は、虫除けグッズを活用する、赤ちゃんの露出部位のあまりにも多い服は避ける等の心配りも必要かと思います。私は洋服のことなどはとんとわからないですが、赤ちゃん用に風通しがよく、肌に密着せず(汗疹も多いですね)、露出部位は少なめで、できれば蚊が嫌がる材質で洋服は作れないものなのでしょうか?ほとんどの赤ちゃんはお母さんより絶対に蚊に好かれていますから。日本脳炎ワクチン勧奨差し控え対抗策やなんかいえば売れるような気がするんですが・・・。




mark 05/06/02
日本脳炎のこと−その1−
  もう6月になってしまったという感じです。日が長いのは気分がいいのですが梅雨は不得手です。
さて数日来われわれ一線の小児科医は日本脳炎ワクチン騒ぎで右往左往しています。私はY新聞をとっておらずまたTVもあまり見ないのでまさに寝耳に水でした。マスコミに流れてからほぼ丸2日後に正式な通達が(日付は前日のでした)届きました。順番が逆ではないのかなという気がしたのは私だけでしょうか。それも中止ではなく「積極的勧奨の差し控え」というまさにお役所的な文言で希望の方には同意書をいただいた後に接種してもよいとのことです。任意接種ではないのでこのあたりはお役所のご意見に従わざるを得ないのですが、できる限り患者さん(というより保護者の方々)にお話をして対応させていただきたいと思っています。
いろいろなワクチン論争は私が小児科医になる前からずっとつづいていますね。完璧なワクチン(効果が100%で副反応が0)は存在しないのですからその時点でのワクチンを受けるリスクとワクチンを受けないリスクの2つを冷静に比較して、最終的にはどの選択がその子の利益になるかを子どもに代わって保護者が判断してあげるべきだと思っています。われわれはそのためにできる限り公正なデータを示すのが役目であると思います。ワクチン推進論者も否定論者もあまり宗教的にならずに科学的に行きたいものですね。
 でも「日本脳炎ウイルスを持った蚊に刺されないよう」なんという勧告ってなんか笑っちゃいますね。




mark 05/04/28
ゴールデンウイークの診療のお知らせ
  新入園や新入学のお子さんは風邪などをもらって調子の悪い方も見受けられます。特に初めて集団生活に入った方などはが、わが子が急に病弱になってしまったと思う親御さんもいらっしゃるかと思います。けれどもこれは皆さん辿る道でもあります。1つ風邪をひけば1つ丈夫になったとぐらいに思っていただければよいですね。 ゴールデンウィークに子連れで遠出をなさる方も多いかと思いますが、どうぞ無理をなさらずにお出かけください。しかし小さい赤ちゃんなんかを(とくに体調の悪いのを押してまで)むりやり連れまわす方を拝見しますと、子どもの見方を自認する小児科医としては『きっとこの子は楽しくないだろうになあ』などと思ってしまいます。
5月1日(日)は板橋区の救急当番医
なので午前9時から診療をいたします。(この日はいらっしゃる方も少なめなのでお勧めです。ただし検査などはあまりできませんが・・)2日から6日まで生意気にお休みをさせていただこうかと思います。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。

<GW診療案内>

4月29日(金)…休診
4月30日(土)…診療(午前診療)
5月01日(日)…診療(9時〜22時)

5月02日(月)
  ↓    …休診
5月06日(金)

5月07日(土)…診療(午前診療)




mark 05/04/ 01
新年度を迎えて
  インフルエンザもおちつき花粉症以外の方は平和に新年度をお迎えかと思います。新年度となっても特に小児科は変わりはないのですが、新入園や新入学のよろこびのおこぼれをいただける反面、おなじみになった方たちが転勤に伴い遠方に引っ越され一抹の寂しさを感じております。どうも歳をとってくると桜の花に寂しさを感じるようになるようですね。新入園児たちの希望あふれるはつらつさももらって新年度の再スタートを切りましょう。今年度もまたひとつよろしくお願いいたします。




mark 05/03/02
おかげさまで2周年
  3月の声を聞きおかげさまで2周年をなんとか迎えることとなりました。ほんとうにありがとうございました。この先も、わずかずつでも前進、発展を目指しますのでよろしくご指導、ご協力をお願い申し上げます。
さて先月中頃からインフルエンザが流行しております。ここ数年来マスコミの報道がSARS絡みや新型トリインフルエンザの話題もあり過熱気味でしたが、今年はノロウイルスに話題を先行されたためかおとなしいですね。しかし感じとしては昨年以上の流行という印象があり絶対に油断はできません。今年のインフルエンザの感想を私なりに列挙してみます。
(1)A型とB型がほぼ同時に並行して現れています。ということはたてつづけに2回かかる方もいらっしゃいます。
(2)検査万能とお考えの方がいらっしゃいますが決してそうではありません。特に発熱直後に来診されても検査はできません。
(3)タミフルさえあれば安心でもありません。効果が薄い方(おもにB型)がいます。また副作用が全くないわけでもありません。
(4)逆にA型でタミフルが著効した方の中にはインフルエンザを侮る方がいらっしゃいます。タミフルでインフルエンザ脳症の危険がなくなったわけではありません。解熱した後直後に大暴れすることは危険です。


インフルエンザに限りませんが私なりの結論です。
(1)風邪には昔ながらの安静、栄養、保温という治療法が最高と思います。
(2)マスコミ等の情報には踊らされすぎないのが賢明かと思います。




mark 05/02/03
2月になりました。
  小児科医はどうしてもインフルエンザにはいやな記憶があり、桜の花を待つ心持ちになってしまいます。例年小児科医が最も忙しい季節なのですが、インフルエンザが爆発していないためか、比較的安穏な生活を送らさせていただいています。ただどうしても患者さんのいらっしゃりやすい時間帯というのがあるらしく時には長い待ち時間を病気のお子さん方に強いることになるのは心苦しいものがあります。そこで、緊急でない方、比較的時間に余裕のある方、ゆっくりお話をなさりたい方には休日明けでない平日(特に火、金)の11時ころあるいは夕方5時ころがお勧めです。特に悪天候ならなおお勧めですがいらっしゃるだけで大変ですね。予約制を導入すればこの問題はある程度解決できると思うのですが、以前勤務していた病院での経験で予約がある良くなってきた再診の方が優先となり、急に悪くなった方は予約外なので待たされるというのがどうも気になったので小児科にはなじまないかなあと思い躊躇しています。何か良いアイデアがあれば教えてください。
話は変わりますが、実は一昨年私のところからお願いした心臓疾患の患者さんが心移植を望んでおられます。
ホームページは
http://ami.heart.mepage.jp/index.htm
です。もしよろしければご覧になってください。




-- 05/01/01
謹賀新年!
  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。当初この欄は週1回くらいは更新をなどと考えていたのですが、多忙というより性格的な理由でほったらかしになっておりました。申し訳ありません。今年は少なくとも月1を目指します。昨年暮れはインフルエンザの流行開始は早かったのですが、暖かかった所為か大爆発には至らなかったようです。本日くらいからの保育園に加え、来週くらいから幼稚園、学校も始まりまた本格的な西高東低となってくると大爆発が懸念されます。毎年同じようなことがいわれますが、できる対策は十分に施し皆で警戒していきたいものです。インフルエンザ脳症のお子さんだけはもう見たくありませんね・・




-- 04/09/13
はっとり小児科のページへようこそ
  はっとり小児科も昨春開院以来1歳半健診の時期を迎え、時折転びながらでもひとり歩きができつつあるかなと感じられるようになりました。これも患者さんとご家族の方々はじめ関ってくださった皆様全員のおかげと感謝しております。さてこれを期にホームページを立ち上げる運びとなりました。この欄を利用させていただき、当院からのご連絡、ふだん診察室で話し足りないこと、思っていること等を少しずつ書かせていただこうと考えております。このホームページもはっとり小児科も少しずつでも成長していければいいなあと考えているところです。今後もまたよろしくお願いいたします。